* カバー・トリビュート盤 : しょうねんないふ

24th.287-288 : 名無しのエリー2010.11.11.

1.エルマー・エレベーター(Basement Tape)(甲本ヒロト)

のっけから情けない音のハーモニカと今にもぶっ倒れそうな力ないボーカルでズコー
Basement Tape(デモ音源ってこと?)ということなのでここは目をつぶってTr.10を待ちましょう

2.ロケットにのって(bloodthirsty butchers)★★★

迫力のある音と破壊的なボーカルでガンガン攻めてくる。
原曲に忠実なカバーですが、この曲はへたにいじくり回すよりシンプルなアレンジが功を奏すのかも。
ボーカルがヘタウマなせいか、間奏と歌が終わった後に入る前の「カモン!」がやたらかわいく聞こえてしまう

3.E.S.P(BEAT CRUSADERS)★★★★

原曲より疾走感が溢れまり。良カバー。
ノイジーなギターと電子音が絡まり合う。アウトロの引きのばしがちょっと残念。

4.シークレット・ダンス(真島昌利)★★★★

第一印象としては、「声かっこええ」の一言。
ロカビリーともブルースともとれる渋い歌い方とシンプルな演奏がベストマッチ。
もっとブルハやハイロウズでマーシーのボーカル曲が聴きたかった。
ちなみに、演奏はマーシーが全て行ってます。

5.コンクリート・アニマルズ(eastern youth)★★★★☆

イースタン特有のむさ苦しいボイスはないが、淡々と刻み込まれるギターがかっこいい。
ポップな原曲をうまく自分たちの音にしていて、これも良カバー。前半のハイライト。
吉野氏が英詞を歌うのがなんだか新鮮。

6.Burning Farm(ズボンズ)★★☆

何かの儀式のようなぶっきらぼうな女性ボーカルから始まる。
後半は様々な音が入り乱れてカオスに。焼き畑農業の光景を見ているかのよう。
レビューする時、このバンドの曲を数曲youtubeで聴いたが、今回のカバーとは違う作風でびっくり。

7.Tortoise Brand Pot Cleaner’s Theme(二階堂和美)★★☆

アコギと歌でシンプルにカバー。原曲よりスローテンポですがこれはこれで。
後半からボーカルがうきうきし始めるも、長引かせずにスパッと終わる。もうちょっと一工夫あってもよかったかも。

8.ミラクルズ(MO'SOME TONEBENDER)★★★☆

モーサムらしいギターロック。ドラムが結構暴れてる。
原曲がいまいち突き抜けない感じだったので、ナイス選曲と言いたい。
最後の掛け合い(?)みたいなのは入れる必要があったのか。

9.Buddha’s Face(DMBQ)★★

Black Sabbath風のドゥームなイントロで「おっ」となるも、以降はダラダラと進んでいく。
ダラダラな展開がやっと終わったと思ったら、ちょいと歌っておしまい。・・・出オチ?w歌詞も一番しか歌ってないし。
少年ナイフの曲の中でも1,2を争う不気味な歌詞なのでどうせならちゃんと全部歌って欲しかった。

10.エルマー・エレベーター(甲本ヒロト)★★★

息を吹き返しました。Tr.1と同じ人とは思えん。
テンポ良い演奏とボーカルが合ってます。マーシーと同じく、この曲も全パート、ヒロトの演奏。
しかし、何故ヒロトが2曲も歌ってるのかは謎。

11.Insect Collector(山本精一)★★

優しいけど全体的に地味。山精っぽさは出てるのでは。
少なくとも「最後がこんなんなよ・・・」とほとんどの人が思うでしょう
原曲もふわふわした不思議な感じのする曲なのでどう手を加えようとしていたか苦労してたのだろうか・・・

総評.★★★★

日本だけでなく海外でも活動し、同業者からの評価も高い少年ナイフのトリビュートアルバム。
シンプルな少年ナイフの曲を、どのアーティストも自分たちの個性を十分に出してのびのびとカバーしている。
「みんな少年ナイフが好きなんだなぁ」と聴きながら思えるアルバム。
ハズレが多いトリビュートアルバムもありますが、このトリビュートアルバムはかなりいい出来になっていると思います。
メンツも豪華なので、好きなアーティストが参加してたら是非とも入手して聴いてほしい。

(★:2点,☆:1点の計10点満点。)