* カバー・トリビュート盤 : くろゆめ

24th.547-549 : 名無しのエリー2011.02.18.

1.少年(abingdon boys school)★★★★★

過去のLUNA SEAやBUCK-TICKの時も評価が高かったが今回も秀逸。
黒夢の代表曲という事で当然求められるハードルは高くなるがさすがの歌唱力・演奏力で彼ららしいヘヴィなアレンジに仕上げている。

2.優しい悲劇(シド)★★★

思い入れが深いゆえの原曲そのままのアレンジ。
安心して聴けるもののもう少し冒険して欲しかった気も。

3.MARIA(Plastic Tree)★★★☆

原曲を大きく崩さず自分達の味も所々で発揮。有村の掠れ気味のヴォーカルが良い味を出している。

4.C.Y.HEAD(the GazettE)★★★

M3同様、原曲を崩さず自分達らしさも活かそうというアレンジ。
悪くないが「カッティン ユア ヒェ~ッ!!!」というサビの発音にどうしても笑ってしまう。

5.CHANDLER(coldrain)★★★★☆

個人的には今作最大の収穫。
元々が全英語詞でシャウトしまくる曲だからこういうエモ系のバンドが普通にカバーするだけで十分サマになる。
選曲の勝利。

6.Wallin' on the edge(ジルバ)★★★★

原曲のベースラインをフィーチャーしたジャジーな仕上がりだが男臭いヴォーカルと途中の掛け合いパートのおかげで何とも熱いアレンジに。
ライブでやったら盛り上がりそう。

7.FAKE STAR(SUNS OWL feat.YOW-ROW from GARI)★★★

sadsのドラマーGOの本家バンドだがヴィレヴァンのV系カバーCDに入ってそうなアレンジ。
原曲が激しいながらも打ち込みを取り入れたサウンドだったので拡大解釈するとこうなるのだろうか。
面食らいながらも繰り返し聴くと妙な中毒性を発揮する怪作。

8.ピストル(NICOTINE)★★★☆

彼ららしい8ビートのパンキッシュなアレンジで歌詞も全て英語に。
普通にカッコいいんだけど何故か地味に感じてしまう。

9.カマキリ(THE 冠 feat.K-A-Z)★★★

sadsのギタリストK-A-Zと同ベーシストのクボタケイスケが参加。
歌・演奏のクオリティは高いが普通にカバーしましたって感じでこれまたちょっと地味。

10.BEAMS(山嵐 feat.MOOMIN)★☆

今回のラインナップである意味一番注目していたカバー。ラップとMOOMINによる何とも爽やかなサビの歌唱。
ただ、アレンジはともかく歌詞がサビ以外全部原曲と違うってどうよ。聴き心地は良いがそれはちょっとやりすぎな感も。

11.Like A Angel(CASCADE)★☆

ファンの間では『少年』を上回る代表曲。
らしさはしっかり出せてるけどさすがにハードルが高すぎた。
原曲に特に思い入れが無くTAMAの声に拒否感を示さない人ならいけるかと。

12.MIND BREAKER(カイキゲッショク)★★★

ヴォーカルにMOTOAKI、ZEEBRA、JESSE、ギターにK-A-Z。
ミクスチャー系のアレンジで悪くないけどややおとなしい気も。この面子ならもっと暴れても良かったかな。

総評.★★★☆

再結成に合わせて発売された黒夢のトリビュートアルバム。
直接影響を受けたバンドや親交の深いアーティストもいれば意外な人選もあったりでなかなか面白い仕上がりになっていると思う。
星の少ない曲もファン視点で見ての評価なので黒夢に強い思い入れが無い人なら普通に楽しめるかなと。
ただ、どちらかと言えば前半に良曲が多いから後半ちょっとダレるかも。

(★:2点,☆:1点の計10点満点。)