* カバー・トリビュート盤 : じゅでぃ・あんど・まりー

21st.167-170,173 : 名無しのエリー2009.03.22.

1.クラシック(いきものがかり)★★☆

笑った。
「いきものがかりが『クラシック』をやるとこうなるんだろうな~」っていう想像のまんまだったので。
間奏のハーモニカもお約束。
まぁ、ブラスとかの派手なアレンジがなかったのは少し以外だったけど。

2.motto(PUFFY)★★★☆

ギターがかなり強めでビビった。
さすがに原曲のようなメチャクチャ(誉め言葉)なリフではないものの、こっちはこっちでぶっ飛んでいる。
また、原曲のような緊張感がないのもPUFFYの持ち味か。
プロデュースは元the pillows上田健司氏。

3.Over Drive(mihimaru GT)★★☆

数少ないソニー外の人達(ユニバーサル所属)。同名の曲がある縁からか。
なんか歌い方は軽くYUKIを意識してるんだろうけど、伸びがないので中途半端。
それと、2回目の「走る~くも~の」の「の」の部分で急に歌が中断され、突如DJプレイが始まるのには驚かされた。全く必要性はないのだが。
トラックに関してはこんなものか、と。

4.散歩道(奥田民生)★★☆

トラックが打ち込み+生バンド。
良くも悪くも民生さんってイメージ。ここにはユニコーンの陰も形もない。まぁ、シンプル イズ ザ ベストか。
それにしても、なんか民生さんに散歩って似合うなぁ。

5.RADIO(半沢武志(FreeTEMPO))★★★

凄く意外な人選。彼もユニバーサル。ゲスト・ボーカルは彼がプロデュースするSAWA。
ちょっとテンポをゆっくりにした、若干エレクトロボッサみたいなトラックで聞かせる。
口笛風のサンプリングもいい。

6.Brand New Wave Upper Ground(school food punishment)★★★☆

初めて聴いたバンドだが、どうやらこのアルバムの2ヵ月後にEPICからメジャーデビューするらしい。
一応ポストロックというジャンルだろう。
キーボードの上品な音色と電子音が綺麗。ヴォーカルの声もいい。若干ミヒマルっぽいときもあるけど。

7.ラッキープール(HALCALI)★☆

最近はトリビュート参加が目立つ彼女ら。ユルユルトラックがいかにも。
で、やっぱり途中でユルユルラップが入る。出来もイマイチで、なんか面白くない。
奥田民生トリビュートの『愛のために』の方が出来が良かった。

8.DAYDREAM(SCANDAL)★★★☆

人選も選曲も的中したので、ちょっと嬉しかったり。筆者的には「ギャルバン史上最高にかわいい」制服バンド。
とはいえメタリカがルーツだとか何とかで、結構ハード系。
だからこそアウトロをいろいろいじらずに、ジャジャーンと決めてほしかった。 

9.Happy?(木村カエラ)★★★★★

まさかの選曲。
彼女のバックバンドは凄まじい面子が並んでいるだけあって、イントロも含め相当ぐちゃぐちゃしていて面白い。
が、サビではエレクトロっぽくなったりして・・・。
このアルバムで1番良かった。

10.そばかす(中川翔子)★★★☆

はいはい、アニヲタ乙。 って筆者はしょこたん好きですが。
以前のしょこたん1stフルアルバムのレヴュアーさんも書いていらしたが、
しょこたんのなりきりぶりには感服。しかもコーラスまで再現するという・・・。
トラックはデジロック。

11.ミュージックファイター(ミドリ)★★★★☆

なんだ、ただのカオスか(笑)。
このバンドは『ミュージックファイター』が音楽性の根底にあるはずだが、そんな彼女らがこの曲を普通にカバーするわけがない。
Bメロが突如ホラーテイストになるわ、サビでは「歌と演奏の乖離」が発生するわイミフなSE等が次々と飛び出してくるわで恐ろしい。
ある意味放送事故のようだ。
ピアノもいつも以上に狂っていて、まるで破壊の旋律のよう。・・・というのが一聴しての感想。
慣れるとただうるさいだけになる恐れも高いので微妙に減点。

12.LOVER SOUL(大塚愛)★★

『さくらんぼ』でブレイクしておきながら、最近はバラードのイメージが強い大塚さん。
さて、声がでなくなって来たってのもあるんだろうけど冒頭の歌い方がYUKIっぽくて驚いた。リアルにもっちー(ELT)と同じ道たどってるんじゃ?
バックはピアノ一本というシンプルな構成。ゆえに声ばかりに耳が行ってしまう。
大塚さんって別に声に魅力があるわけでもないと思うので、選曲変えてピアノロック路線でやってほしかったなぁ。

13.KYOTO(シギ)★★★★

これまた上田健司氏プロデュースのシンガーソングライター。バンド名ではないので注意。
分厚いバンドサウンドを前面に出しながらも、綺麗なメロディーを上手に魅せている。
柴咲コウに元ちとせが少し混ざったような声がいい。

14.小さな頃から(スネオヘアー)★★★☆

やっぱり彼の声はいい、そう再確認した。
テンポをゆったりめにしたのも正解。元々彼の曲なんじゃないか、ってぐらいあってる。

15.ドキドキ(真心ブラザーズ)★★☆

YUKIの旦那さんのユニット。きちんとトリまで飾らせてもらっている。そういえばYUKIは『真心COVERS』に参加してたっけ。
さて、口笛やブラスなんかも導入していて、妙にハッピーエンド感を演出。
この曲はたぶん高校生の青春とかを歌ってるんだろうけど、それをおっさん達が歌うと曲の意味合いが変わってくるような。
それにしてもスネオヘアー氏はこのアルバムのベストテイクだと絶賛しているらしいが、そんなに良いかなぁ。
もちろん悪くは全然ないのだけど。

総評.★★★★☆

タイトル通りジュディマリデビュー15周年記念のトリビュートアルバム。こんなに高得点をつけることになるとは思わなかった。
「★★☆」の作品にしたって余裕で合格レベルなのだから、つまりほとんど良いものばかり。
J-POPファンもロキノン厨も満足できる、2009年のマスト盤でしょう。
唯一不満を言わせてもらえば、参加アーティストの90%以上が身内(=ソニー)で締められていること。
ミヒマル呼んでる余裕があったら、公私共に中のいいGLAY(こちらも15周年)なんかは必須でしょうに。
まぁ、逆に言えば「ほとんどうちの会社だけで良い物が出来ますよ」っていう自信の表れかもしれないが。

(★:2点,☆:1点の計10点満点。)