* アーティスト名 : すーぱーかー

1st.714 : 名無しのエリー2002.07.17.

1.cream soda★★★

元気いっぱいな十代。

2.(Am I) confusing you ?★★

後半から効いてきます。

3.smart

マセガキが書くような詩。

4.DRIVE★★★☆

女の子ボーカル。かなりシンプルな楽器構成。

5.Greenage★★

思春期です。悩んでます。

6.u

恥ずかしいイントロ。言葉遊び。

7.Autmatic wing★★

思春期。

8.Lucky★★★★★

ツインボーカル。詩・曲とも良いです。

9.333★★★★

ノリのいい曲。中学校の内申点稼ぎが苦手だった人に。

10.TOP 10

なんとも。

11.My Way★★★★★

縦ノリです。恋に憧れの青春。

12.Sea Girl★★★

ギター×2・ベースのハモリが抜群です。

13.Happy talking★★

女の子の声がかわいいです。

14.Trash & Lemmon

困ってるらしいです。

15.PLANET★★★★

生音使ってます。いい曲です。

16.Yes,

いらない。

17.I need the sun★☆

がんばれと。

18.Hello★★★☆

縦ノリ。ジャカジャカ鳴らしてます。ノリ命。

19.TRIP SKY★★★

12分くらいあります。段々とだれてきますが、BGMにはなります。終わり方は素晴らしいの一言。

総評.★★★☆

スーパーカーの1st。ギターポップのアルバムなので、合わない人はとことん合いません。
平均年齢19歳のノイズエフェクト効かせたい子供たちが作ったので、ひたすら青臭いです。
曲はよく出来てます。オシャレ音楽好きな人たちに・・・

(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

18th.539-543 : 名無しのエリー2008.08.03.

1.creamsoda★★☆

デビューシングル。いきなり始まる印象的なジュンジのギターが夏を感じさせる。
ひとまず挨拶代わりのような曲で、初期スーパーカーの音楽性が大体わかると思う。
その分、他の曲と比べて印象は薄め。妄想しすぎて意味不明になってる歌詞と、シングル版に無かったフルカワミキのコーラスがグッド。

2.(Am I) confusing you ?★★★

ここまで1stシングルの曲順と同じ、たぶん意図的。
スーパーカーというバンドで最初に作られたらしく、歌詞が極限まで恥ずかしいものの、
ナカコーの歌い方と曲のクールさでそんなことは全く感じさせない出来になっている。
この頃は、演奏の上手さ<楽しさでやっていたんだろう。

3.smart

ノイジーで重いギターサウンドが曲全体に響き渡る。それ以外はやや退屈。

4.DRIVE★★★★☆

超シンプル。途中に入るギターソロとタンバリン?以外は全部アコギ。
そのアコギも2人で同じものを弾いており、コードも歌詞カードを見る限りは全部メジャーコード。
それにフルカワミキの田舎娘丸出しの素朴な歌声が乗ってくる。
それなのに、曲の節々で切なくなったり、妙に楽しくなったりする。恐るべきナカコーのセンス。
普通に三ツ矢サイダーのCMで使われてもいい。絶対売れる、解散してるけど。
「悩んでなんかないのよね? 長い夜に飽きただけでしょ。」ハイライト。

5.Greenage★★★

ここら辺から曲名で曲を思い出せなくなる。19曲は伊達じゃない。アウトロがいいね。

6.u★★

本当に1発勝負のような録音、というか出オチ。
浮遊してるようなボーカル、狙いすぎの歌詞。オアシスをそのままパクったコード進行。最初は音量注意。

7.Autmatic Wing★★★★

前曲と同じようなコードストロークから始まる、ゆったりした曲。
ちょっと歌詞の雰囲気が変わって、古いアルバムを掘り起こしたような感じになっている。それでも相変わらずナルっぽさは変わらんが。
だだっ広い草原を低空飛行してるような曲調が、サビのギターカッティングで一気に現実に戻される。
いい意味でサイケしてるのが良い。
「模型の飛行機 追い越せ 静かな土曜日。」
映画の1シーンのような歌詞を少しずつナカコーが頭から離れない。

8.Lucky★★★★★

さっきの憂鬱な空気から一転、USインディ風の明るいギターポップの流れとなる。
「」で囲まれた歌詞を交互に歌うツインボーカル、冷めたカップルの心情を映し出している歌詞にはバービーボーイズを感じられる。
演奏も下手ながらメリハリがあり、隙がない。
言葉で説明するのは難しい、一度自分で聴いてみないとわかんない大名曲、と同時にスルメ曲。
ちなみにデープ・スペクター出演のPVも必見、ようつべで見れた気がする。

9.333★★★★☆

読み方は「さんさんさん」。アップテンポで短めのナンバー。
勢いだけじゃなく、シンプルながらも洗練された曲調で、3分満たないものの個人的にはこのアルバムで1番好き。
ハートマークなんかが使われている歌詞の内容は、受験シーズンを迎えたが一向に成績は良くならず、
吹っ切れて最後の夏を精一杯楽しむ団地暮らしのスイーツ(笑)に毒されてない中3女子の心境、といった感じ。
最近のバンドじゃ絶対作れないだろうな……ぶっちゃけ今のナカコーにもミキにも作れそうにない。迷曲。
これも三ツ矢サイダーのCMに使われてほしい。

10.TOP 10★★

10曲目でTOP 10とは意図的か、そうじゃないのか。
アウトロの「ラーラーラーララー」しか思い出せない、Dコードだけで突っ切るメロは良かった気はするが……。
まぁスーパーカーらしいと言っちゃ、らしいか。

11.My Way★★★☆

たぶんこのアルバムで一番解りやすいメロディ。イントロで引き込まれたら後はずっとスパカのターン。
疾走感のある演奏に乗せて、童貞高校生が考えそうな「恋愛」が語られる、別の意味でサイケ。
そんな歌詞はやっぱりこのアルバムの中でも1番(というかスパカ史上最大に)恥ずかしい。
ラストライブでも演奏されたが、27歳のナカコーにはさすがに恥ずかしかったのだろうか、適当英語で歌っている(これもようつべで見れる)。
でも普通に良い曲。

12.Sea Girl★★☆

ベースとギターがオクターブ違いで同じ単音を弾くという、遊び心溢れるというよりは、中学生が遊びで作りそうな曲。
それでもミキの透き通った歌声と音響効果により、そこそこ高い品質になっている。
歌詞は「もう普通の男にはうんざり、でもいつか白馬の王子様が迎えに~」といった内容、もちろんジュンジ作。
洋楽の歌詞を和訳したような文書は、一体どこから影響を受けたのだろうか。

13.Happy Talking★★★

これもフルカワミキボーカル。なぞる様なイントロのアルペジオからずっとダウナーに曲が進む。
ひとまずボツになったアイディアをまとめてみた、といったところだが、結構好き。

14.Trash&Lemmon★☆

ぶっちゃけ微妙、洋楽を変に意識して失敗してしまったという印象。それでも念仏のようなサビは必聴。

15.PLANET★★★★

オアシス好きなんだな、というのがひしひし伝わってくるナンバー。
幻想的なイントロにナカコーのコードストロークが入ってくるのは感動もの。
歌詞はとある映画を意識して書いたらしいが、その映画とメンバーの故郷である青森を重ねているのが面白い。
が、ちょっと流れ的には浮いてるような気もする。普通に「JUMP UP」にも入っていても気付かないような曲調だからか。

16.Yes ★

スパカには珍しい3拍子、独特な歌詞以外特にコメントなし。

17.I need the sun★★★

「アイニードザサン」という印象的な歌詞からサビへの流れに惹かれる曲。メンバーも気に入っていたようで、ラストライブでも演奏された。
が、曲単体で聴くと悪くないのかもしれないが、この流れだと眠気しか誘わない気が。

18.Hello★★★★

久々のアップテンポ。ゴリゴリなイントロのベースから初期衝動に任せ最後まで突っ走るのが気持ちいい。
ナカコーの投げやりに歌うAメロから一転しサビで一気に爆発する所はピクシーズっぽい。
そんなサビでの、一通り歌ったら少し休んでまた歌う、という個性溢れるアイディアは評価が分かれるところ。
初期スパカを全く知らない人に最初に聴かせるのだったら、この曲か。

19.TRIP SKY★★★★

いかにも映画のエンドロールといった曲。
歪みのない静かなコードストロークがサビで爆音になる、という流れはこのアルバムじゃ以外にも少ない。
一頻り歌い終わると、後は同じコードのまま同じ演奏を数分に渡って続ける、聴き手はものすごいトリップ感に襲われる。
そしてだんだんと崩れていく演奏、そして終わりは……

総評.★★★★☆

今はなきスーパーカーの1st。とにかく当時の自分達にできることをアルバム容量に無理やり詰め込んだという無茶苦茶なアルバム。
「あ、ども、はじめまして」といった感じで世に出されたアルバムは、さぞかし衝撃的だっただろう。
正直、アルバムとしてまとまってないし、曲順も微妙なところがあるが、今のバンドにはない物が詰まっているのも事実。
ただバンドをやってるだけの楽しさもあるが、詞か曲のどちらかが欠けたら崩れてしまう緊張感もある珍しいバンドだったと思う。
とりあえずチャットモンチー好きな女子とかに受けそうだが、全ての学生に聞いてほしい1枚。
ちなみに現ロキノン編集長の山崎洋一郎とSNOOZERのタナソーの書いた文が載ってます。いかに注目されてたかわかるかと。

(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

24th.169-173 : 名無しのエリー2010.10.22.

1.cream soda★★★★☆

デビュー曲でこのクオリティはねーよな、と誰かに同意を求めたくなる、名曲中の名曲。
歌詞もメロディも素晴らしい。演奏の駄目っぽさが曲をより一層素晴らしいものにしている。
ちなみにシングルとこれで実はテイクが違うんですが、こっちの方が良いです。

2.(Am I) confusing you ?★★★

「cream soda」シングルのカップリング曲。歌詞は若さ丸出し。
その歌詞をよーく読むとどうやらクリスマスソングっぽい。曲調もそれっぽい。
結構良い曲だと思う。でも大した展開がないんでちょっと退屈。

3.smart★★★

まとめサイトのレビューで言われているほど悪くない。情けないメロディがナイス。
歌詞が淳二の黒歴史になってないことを祈る。でも淳二の歌詞って本質的にはこの頃から全く変わってない気もする。

4.DRIVE★★★★

他の曲で散々ノイズギターを掻き鳴らしてたのにこんな曲できるのかよ。
後にシングルカットされるが、それも納得のナイスメロディー、ナイスアレンジ。
フルカワミキの初々しい歌唱が愛らしい。そしてサビの歌詞は凄まじい。

5.Greenage★★☆

結構良い曲なのだがだがここら辺からだれてくる。耐えましょう。
後半の展開とか凝ってていいと思う。歌詞がけっこう恥ずかしい。

6.u

すげーイントロ。そしてそのイントロから延々と同じような感じで曲が続く。
俺、oasis聴いたことないのに何故かoasisが見えてくる…。そして歌詞がもう最高に恥ずかしい。
これこそ淳治の黒歴史じゃないだろうか?ナカコーを黒歴史に巻き込むなよと言いたくなる。

7.Autmatic wing★★★★

まず、メロディが最高に良い。ぼんやりとしたメロからサビへの展開が素晴らしい。
そしてこの曲の何が良いって、間奏とアウトロ。もう、これに尽きる。テンポ遅すぎなのがちょっと惜しい。
歌詞も若々しさが良い方向に転がっている。というか詞の完成度ではアルバムの中でも一、二を争うと思う。

8.Lucky★★★★★

スーパーカー史上屈指の名曲。若々しさが成せる業の範疇を超えて軽い魔法が起こっている。
多少厨二臭い書き方だが、淳二も同じような事言ってたし、何よりこれを魔法と言わずになんと言う。必聴。
PVにデーヴ・スペクターが出演するが、今まで見た有名人出演PVの中で一番必要性を感じない出演だった。

9.333★★★☆

フルカワミキボーカル曲。若くないと絶対書けない歌詞が微笑ましくて良い。
スーパーカー史上、歌詞中にハートマークがでてくるのは恐らくこれが最初で最後。
曲も軽快で良い感じ。ところでタイトルの意味は一体…

10.TOP 10★★

この曲結構好きだし、別に悪くないと思うんですが、実は第二のだれポイントがここで襲ってきます。
耐えましょう。まだ9曲もある。

11.My Way★★★★★

アルバム曲では一番良い。疾走感ある爽快なメロディが良い。
間奏やアウトロでの展開がアクセントになっていて、かなりテンポ良く進む。
歌詞は少々恥ずかしいが、そこはご愛嬌。
ラストライブでは歌詞は歌われずナカコーによるエセ英語仕様になっていたw

12.Sea Girl★★

サーフロック風。まあ、繋ぎ曲。
作詞はミキちゃんっぽいなーと思ったら全然そんなことなく淳治だった。

13.Happy talking★★★☆

これも繋ぎ曲っぽいし、音もスカスカだしドラムの音もなんか変なんだけれど何だか凄くいい。
褒めどころに凄く困るけれど、なんだかとにかく良い曲。

14.Trash&Lemmon★★

イントロでおっ、と思うけれど正直だれます。
しかしナカコーの怨念が篭ってるようにしか聴こえないサビは聴いた方が良い。

15.PLANET★★★★☆

通しで聴くと、まずイントロでストリングス、つまりバンドサウンド以外の音が鳴った時点でとりあえず無意味に感動すること必至。
曲自体はシンプルに良いメロディしているバラード。
若さ丸出しのバンドサウンドと崇高なストリングスとの相性の良さはちょっとした発見。

16.Yes,

はい、ここから2曲は最後のだれポイントです。耐えましょう。
正直、ただのB面曲に過ぎないこの曲の収録意図が本気でわからない。
確かに前曲との流れはいいけどさ、それってシングルと同じ曲順だからじゃあ…

17.I need the sun★★☆

というわけでだれポイント2曲目。実はかなり良いメロディしてると思う。スローテンポにしたのは正解。歌詞も悪くない。
しかしこの流れで聴かされるせいで曲の良さがかなり殺されてる。前曲さえなければ…
ちなみにラストライブでも演奏されている。ちょっと意外。

18.Hello★★★★★

前2曲で溜まった倦怠感を一気に吹き飛ばすイントロが痛快!
とにかく若さと勢いだけで押して押して押しまくる飛び道具的な曲。考えるな、感じろ。
しかしよく考えたらラストナンバー一つ前の曲で「Hello」ってかなりひねくれてんなあ。

19.TRIP SKY★★★★★

最初4分はスローテンポで紡がれる、「終わり」の空気感を漂わせた締めにぴったりの曲。
ギターのフレーズが良い。歌詞もさっきまであんな恥ずかしいこと書いてた人が書いたとは思えない叙情感。
…その後、長い長いアウトロが始まる。延々と同じフレーズが反復され、バンドの演奏が微妙にへたれていくだけなのだが、これが凄い。
ずっと聴いているとやがて飽きとか退屈とかを超えて、意味不明な感動と猛烈な酩酊感に襲われる。
そしてこの曲のラストはあなたの耳で実際に確かめてください。これだけは言葉で説明しても無意味だと思います、ホント。

総評.★★★★★

スーパーカーのメジャーファーストアルバム。最高傑作だと言われることも多い。
ぶっちゃけ歌詞はたまに聴く方が堪えられないレベルで恥ずかしいものがあるし、
アルバムとしては全然構成とかなってない部分もあるというかそれ以前に詰め込みすぎだし、
なんか疲れてるときとか眠い時とかに聴くと収録曲が全部同じに聴こえてきますが
なんか聴いているうちにそれら全てを「若いからまあいいでしょ」と許せてしまう究極の思考停止盤です。
冗談はさて置き、実はこのあとのセカンドで既に打ち込みや電子音主体のサウンドに手を出し始めてしまうため、
彼らが若さに任せて好き勝手にノイズギターを鳴らせたのは実質この作品が最初で最後だったのではないでしょうか。
このあと「OOKeah!!!」「OOYeah!!!」というロック路線志向の企画盤が2枚出たのですが、
それらは編曲などがこなれた感じになっていて、この作品にあった「若さ」「絢爛さ」「無責任さ」はなくなってしまいます。
まあ実はこんな書きかたしておいて自分「OOKeah!!!」「OOYeah!!!」2枚とも好きなんですけどね。「Flicker」最高。
ともかく、青森の若者が若さに任せて作り出したものを、そのまま無添加パッケージングした、ちょっと他にはない一枚。
その特性上、大人や大学生が聴くと「若いな~」てな感じでちょっと一歩引いた見方をしてしまうかもしれませんが、
中学生高校生ならもう絶対にイチコロになるであろう一枚です。自分もやられたクチです。
もしこのスレを見ている人の中に中高生がいたら、2ちゃんねるなんて見てないでこれ聴いとけ。

(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

17th.188-190 : 名無しのエリー2008.03.10.

1.Walk slowly★★★★☆

レコードに針を落とす音が聞こえる。この後、アナログノイズがアルバムの全編を通して流れる。
静かな電子音。ギターの優しい響き。ナカコーも静かに歌い続ける。
「青になって誰かと同じに歩き出すのは誰かと同じが僕には幸せだから。」
そしてサビに入ると突然バンドサウンドが全開に。しかし電子音は常にどこかで鳴り続けている。
その後も静か~バンドサウンドの流れは変わらない。
「気付けないの?」という歌詞が突き刺さる。

2.Sunday People★★★★★

シングル曲。間違いなく名曲だと思うし、誰の心にも(良かれ悪かれ)響く曲であることは確か。
しかし、同時に独特の掴みどころのなさを持っている、不思議な曲である。
青さの成せる技のような気もするし、青さから脱却しているような気もする。
奇妙でポップでロックでサンデーピープルな曲。変なPVも必見。

3.Jump★★★☆

後ろ向きとも前向きとも取れない歌詞に、不協和音のギターの響き、打ち込み。なんともモヤモヤした曲。奇妙な感覚がリスナーを包む。
間奏とアウトロで鳴る電子音はやけに明るいし、ほんとに変な曲。
なお、2003年に発売されたファン投票によるベスト盤にも収録されている。以外にもファン人気は高い曲なのかも。

4.My Girl★★★★★

これもシングル曲。これは分かりやすい名曲。青さを感じさせるほのぼのとしたギターポップ。
さわやかなメロディーにナカコーの伸び伸びとしたボーカルが重なり、リラックスして聞くことができる。
因みにスペシャの番組「オシャラ!」でゴーイングアンダーグラウンドの松本素生が一瞬歌ったことがある(ほんとに一瞬だけどね)。

5.Wonderful world★★★

アコギと電子音と打ち込みで構成された静かなナンバー。フルカワミキがボーカル。
歌詞はやや明るめだが、曲は暗め。正直言って地味です。終わり方が不気味。

6.Love Forever★★★★

ピアノの音色が美しい、奇麗なナンバー。タイトルの「Love Forever」に意味はなさそう。
コメントできる要素はないが、聞けば絶対心に何か「来る」ものがあるはず(個人差あり)。
高音のノイズが曲を通して流れていて、やや気になる。後にシングルカット。

7.Tonight★★★★★

五つ星連発してますが気にしないでください。
オープニングで「おっ、ナカコーボーカルか」と思わせといてそれ以降はずーっとフルカワミキボーカルという曲。絡みは一切ない。ハモりもない。
夜の冷たい空気を思わせる、きれいで安定した曲。ギターの響きが心地よくて泣ける。
ちなみにSupercarというアーティストの「Tonight」という曲、まさに同姓同名な曲が(洋楽に)存在します。紛らわしい。

8.Skyphone Speaker★★

このアルバムの中で一番パッとしない曲。ギターの響きが爽快に響いているのだが、どうもなんか垢抜けない、もどかしい感じがする。
聞いていてどうしても好きになれない感じ。疾走感がありそうなのに、実際にはテンポ遅めなのがいけないような気もする。
歌詞は青いなあ。でも「選ぶよりも選ばれろよ」っていうのはすごく重い感じが。「I.O.Y.A」ってなんだろう。

9.Low-down(Live Scene)★★★★

ものすごく陰気な音楽。ドラムがループして、電子音が暗い雰囲気を盛り上げる。
間奏でギターノイズが一瞬顔を出すが、それも暗い雰囲気に風穴をあけるまでには至っていない。
ナカコーのボーカルも地を這うような響き。クラブの賑やかな光景をスローモーションで見ているような感じ。
歌詞は明るいが一部意味不明。この曲もファン投票による(ry…ファンは暗い曲が好きなのか?

10.Talk Talk★★★★★

そしてクライマックス。アルバム最長の6分強のナンバー。前奏の静かな雰囲気から壮大なサビへと流れていく様が完璧。
海がどんどんと荒れていく様を見せられているような、なんともいえない不穏さをもってリスナーに迫ってくる。
「損な方を考えてみなよ。」

11.Daydreamer★★★★★

フェイドインしてくる電子音のループからいきなり本編へ突入。ピアノとギターの音色が優しく響く、ラストナンバーにうってつけの曲。
個人的に抱いてるイメージとしては、前の曲で映画がクライマックスを迎え、
そしてこの曲で静かに映画が終わり、映画館から出て、暗い道を歩いて星空を眺めつつ、日常へ帰っていく感じ。
歌詞は当時のジュンジの心境だろうか。曲が出来た瞬間のなんとも言えない気持ちが描写されている。
夜明けの海のような、暗い中に光が射している感じ。しかし知名度はあまりない、影の名曲。
曲が終わって沈黙が続き、レコードの針が上がる音が…。

総評.★★★★★

前作「スリーアウトチェンジ!!!」が青さ全開のギターロックだったのに対し、
この作品では後年のテクノ路線への片鱗がもう既に見え始めている。(特に九曲目なんかは片鱗見えまくり)
ギターノイズが極端に少なくなり静かに聞かせる曲が増えている。ピアノや電子音の導入も大きな要素となっている。
前作がギターロック路線の名作だとしたら、この作品は路線を模索している時期の名作。なんでもありな感じが面白い。
スーパーカーはアルバム一作一作によって変化が著しいバンドだと思うのだが、特にこのセカンドとファーストの落差は大きい。
当時のファンはどんな気持ちでこの作品を聴いていたのだろう。

(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

11th.859-862,865 : 名無しのエリー2006.03.18.

1.Changes★★

ディレイのかかったクリアなギターのフレーズと、シンセの16分ビコビコシーケンスに導かれてアルバムの幕が開ける。
ブレイクビーツが4つ打ちに差し替わり、やや間を置いた後にロック的な歪めたギターリフが加わるインスト。

2.PLAYSTAR VISTA★★☆

軽めの打ち込みドラムと、同じコードを繰り返すストローク。深いディレイをかけたスペイシーなシンセのリフが印象的。
そこに轟音ギターと眩い高音シンセが重なり、ドラムが生に差し替えられる展開が気持ちいい。電話のコール音のSEあり。

3.Baby Once More★☆

前曲の無機的なシンセのリフから一転して、生演奏によるギターリフ。これを中心に音が足され展開していく曲。
打ち込みドラムの音色やリズムの組み方がどこかユーモラスで、親密さを漂わせる。男女ユニゾンのコーラスも温かい。

4.White Surf style 5.★★★☆

この曲もやはりシンセのリフが印象的。複数のドラムによるビートの上をシューゲイズなノイズギターが疾走する。
ブレイクビーツ×2→生ドラム×2の、ツインドラム×2という構成。シングルはドラムが中央寄りだがアルバムは左右に振られた。

5.Star Fall

White Surf style 5.のアウトロの冗長ブレイクビーツがスロウにテンポを落とし始め、この曲の導入部が重なってくる。
中間的なテンポと倍テンポを行き来する曲だ。性急な"White Surf~"から緩い"Flava"への橋渡し的な役割を果たしている。

6.Flava★☆

夢の中でまどろんでいるような、優しさと懐かしさを感じさせる音色のシーケンスが心地よい。
SHIBUYA Morningで朝を向かえ、"I'm Nothing"あたりで日が暮れ、"Star Fall"が深夜、という構成なのだろうか。

7.SHIBUYA Morning★☆

インスト。ちょっと跳ねた感じのヒップホップ調のシンプルなフレーズのドラム。打ち込みと生による同期演奏。
ドラム以外は柔らかい音が多い。"Flava"に続いて、ゆったりと落ち着いた雰囲気が続く。

8.Easy Way Out★☆

楽観的な詩とポップなメロディ。ギターがメインの、至って普通なミディアムテンポのインディーロック風。
それに取ってつけたようなシーケンスと打ち込みのドラムがうっすらと重なる。やや安っぽい構成。

9.Everybody On News

奇妙にピッチが上下するシンセのリフと、ステップを踏むような軽快な打ち込みのドラムに乗せて、ピチカートのメロディとユニゾンの歌が重なる。
ギーチョッチョッ...のギロの音等、遊び心を感じる曲だ。

10.Karma★★☆

性急なハイハットと4つ打ち。ギターリフと丸いシーケンスがミニマルな構成をキープし、コーラス部でラウドなスネア。
高められたテンションとBPMを保ったまま4つ打ちの音色が差し替わり、ノンストップで"FAIRWAY"に突入する。

11.FAIRWAY★★★

地味でバンド風のシングル版との違いがある。
歌が前に出て、装飾的な音が増え、ドラムのキックが打ち込み(?)に替わり、フィルが省略される等、アッパーで大味なアレンジに変化した。
男女ボーカルがポップなメロディを歌う。

12.ReSTARTER★★☆

スーパーカー流ガレージサイケか。性急でざっくりとした演奏を、浮遊感のあるシーケンスが幾重にも取り囲む。
部分的に挿入される、アンプを通したような中村の声の処理が良かった。勢いだけでなく何気にメロディがいい曲。

13.A.O.S.A.★☆

アルバムが後半にさしかかり、ここでようやく哀愁を帯びたメロディがはじめて登場する。
楽曲は良いのだが、Easy Way Outと似た、シンプルなバンド演奏+安易な後付けシーケンスという印象で、やや面白みに欠ける。

14.New Young City★★

前曲に引き続き、感傷的で切ないメロディを持った美しい曲だ。ストリングスが良い雰囲気を演出している。
このアルバムの中で唯一、打ち込みによるシーケンスやブレイクビーツ、SE等を用いていない曲。

15.Blue Subrhyme★★☆

田沢公大(Dr.)によって書かれた5/4拍曲。この曲もサイケデリックなのだが、"ReSTARTER"のような性急さはない。
スロウで伸びやかな中村の歌唱が雄大さを感じさせる大団円のエンディングだ。そしてエンドロールへ。

16.I'm Nothing★★☆

チープなリズムマシン風のドラムと控えめな生パーカス、穏やかなアンサンブルとシーケンス、憂いのあるメロディ。
客電が点き、観客がそれぞれの感慨を胸に席を立つように、心のざわめきを感じながらアルバムの余韻に浸ってほしい。

総評.★★★☆

以下、メンバー構成と担当パート。
中村弘二:G,Vo,Prg(作・編曲) 石渡淳治:G(作詞) 古川美季:B,Vo 田沢公大:Dr
マスタリングは、デビュー当時からスーパーカーを音楽面で支えていた盟友、金井宏暁が担当。
新世紀を目前に控えた2000年11月に発売された3rdアルバム。16曲75分のコンセプチュアルな大作だ。
タイトルは"Future"と"Panorama"を掛け合わせた、石渡による造語らしい。
中村曰く、「躍れるものにしたかったが、あまり上手くいかなかった」という、2ndの反省を踏まえて製作されたこのアルバムは、
4つ打ちやブレイクビーツ等、ダンスミュージックのビートを大胆に取り入れたものとなった。
そのサウンドが実験的・先鋭的だと評する人もいるが、個人的にはそうは思わない。
このアルバムの特徴であるインディーロックに打ち込みのダンスビートを持ち込むという手法は、
かつてシューゲイザーやマッドチェスターのバンド達がやり尽くしていることだし、
楽器の音色等のマテリアルが新しくなっただけで、斬新さはあまり無い。
90年代にそういう音楽を聴いて育った才能ある若者がロックをやれば、自然とこういうものが出来上がるだろう。
そんな音楽を待ち望んでいた人々は大勢いたのだが、彼らより以前にそれをやり遂げた若いバンドが居なかった。
出てくるべくして出てきたスーパーカーは歓迎されたが、彼らの音楽的手腕についてのみ評価されたのではないと思う。
おそらく人々はスーパーカーに自分の音楽的ルーツを重ね、憧憬の眼差しを持って見ていた。
より若い世代には、ごく当然の今日的な音を持ったポップミュージックとして受け入れられたのではないだろうか。
この3rdの2年後に発表される4thアルバム"HIGHVISION"は、よりエレクトロニックな音に傾き、
プロデューサーを起用することで曖昧な音作りを廃したのだが、予定調和的で自己完結した音楽性になってしまった印象がある。
どこか未完成な"Futurama"は、その曖昧な音に対してリスナーが各々の解釈を持つ余地が残されていると思う。
長めのアルバムなので、映画を観るような心構えでじっくりと腰を据えて聴くのがいいだろう。
ドンシャリ気味のミックスや、いくつかのミニマルな構成の楽曲はリスナーを選ぶかもしれない。
カラーインクによるロールシャッハをあしらったCENTRAL 67によるアートワークがデザインとして面白いので、
興味のある人はCDを手にとって眺めてみてほしい。なかなかアルバムの雰囲気に合ったジャケなので。

(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

1st.81 : 名無し2002.07.02.

1.STARLINE★★★★

始まりにふさわしい。わくわくするビート。

2.WARNING BELL★★★

ナカコは一番好きらしいがあんまり・・。

3.STORYWRITER★★★★★

ごめん、やっぱこういうの好き。

4.AOHARU YOUTH★★★

シングルで聞いた時の方がよかった。きれいだけど。

5.OTOGI NATION★★

う~ん。なんかスパカらしくない気が。

6.STROBOLIGHTS★★★★★

好き!シングルより良い!アルバムのピークかな。

7.I★★★★

↑の次の曲として流れが好き。普通のヴォーカルでも聞いてみたい。

8.YUMEGIWA LAST BOY★★★★

AOHARUと違いアルバムの中で良さがわかった。

9.NIJIIRO DARKNESS★★☆

壮大だがストリングスがいまいち。

10.SILENT YARITORI★★★★☆

優しい曲。最後を飾るにふさわしい。

総評.★★★★

メロディーがきれいだし優しいアルバムだと思う。
でも個人的にはちょっともの物足りない。FUTURAMAのおなか一杯感が恋しくなった。

(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

10th.686-687 : 名無しのエリー2005.09.28.

1.STARLINE★★★

アルバム最初の曲としては可もなく不可もなく荘厳な劇のプロローグといった様子

2.WARNING BELL★★★☆

一気にギアが上がってきます。焦燥感を掻き立てられるというかそんな感じ
キラキラしていて宇宙船で小惑星郡を突破という勝手なイメージを思い浮かべました

3.STORYWRITER★★★★★

凄く疾走感があってたまらない。またボーカルの声が全体的に曲と調和していて聞いてて気持ちがいい
ギターの轟音もたまらない

4.AOHARU YOUTH★★☆

アルバム全体の流れを考えれば特に悪いとは思わない
サビで男性ボーカルの声が伸びるのが好き

5.OTOGI NATION★★★★

電子音の繰り返しからギターが加わっていっきに不思議な世界に引き込まれます
サビで女性ボーカルの声と重なるところとかはしびれる、美しいです

6.STROBOLIGHTS★★★★

女性ボーカルがメインをはってる曲ではじめて聞いた時は何を言ってるのか意味不明でした
しかし不思議な曲で歌詞もいいです

7.I★★☆

声に特殊なエフェクトをかけてるのですが普通に歌ったバージョンも聞きたいです
後半部分の盛り上がりとか割と気に入ってます

8.YUMEGIWA LAST BOY★★★★

やや昔のダンスミュージック風です
歌詞の繰り返しや基底となるリズムとおい重なって脳がとろけそうというか覚醒を促されるといった風です

9.NIJIIRO DARKNESS★★☆

ストリングスがなんだか重い雰囲気を醸し出してます
個人的にはアルバムの根底となる世界観を映し出してるのかと感じました

10.SILENT YARITORI★★★☆

最終曲にぴったりで男女混声のボーカルやコーラスといった部分がアルバム全体のハイライトを見せられている感じであり
静かな終わりの予感と子守唄的とでも言いましょうか、何だか知らない優しさに溢れています

総評.★★★★☆

アルバム全体が統一的で美しく洗練されており疾走感のある曲からしみじみとした優しい曲まであり心を強く揺さぶられます
あと浮遊感のあるボーカルが凄くマッチしていて好きです
だから逆にいうとボーカルの声が合わないと感じる人には向いてないかもしれません

(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

7th.485-486 : 名無しのエリー2004.02.29.

1.FREE HAND★★★★★

イントロの不気味な響き、共鳴するように鳴るタンゴ?のリズム。空間に反響するギターサウンド。
ボーカルナカコーの「FREE HAND」の発音も不気味でイカス。名曲。

2.JUSTICE BLACK★★★★

ベース音がカッコイイ楽曲。サビでギターとボーカルが重なるのもやたら格好いい。

3.SUNSINE FAIRYLAND★★★★☆

これもとにかくカッコイイ。サビのナカコーのファルセットが素敵。

4.WONDER WORD★★★★

歌詞がすごく印象的。サビがコーヒー「ワンダ」のCMと似ててちょっと笑える。

5.BGM★★★☆

シングルの時は肩透かしな感が強かったけど、この流れで聴くと立派なBGMとなる。

6.DISCORD★★★☆

歌詞が独特。今までのジョンジには無かったタイプの歌詞。格好いい。

7.HARMONY★★★★

優しい雰囲気。DISCORD(不協和音)からHARMONY(調和)って流れはちょっとシャレてるのか?

8.RECREATION★★★★★

名曲。シングルでも良かったが、この流れで聴くと良さ倍増。

9.GOLDEN MASTER KEY★★★★

静かで研ぎ澄まされたような楽曲。RECREATIONからの流れが良い。

10.THE WORLD IS NAKED★★★☆

不気味で暗くて格好いい。ちょっとGOLDEN MASTER KEYと雰囲気被ってるかな?

11.SIREN★★★☆

サイレンではなくセイレーン。これも暗い。後半連呼してるTHE ENDが「自演」に聞こえるのは既出かな・・

12.LAST SCENE★★★★☆

SIRENが終わってホッと一息。
なんちゃってスーパーカーの新境地?今までありそうで無かった楽曲。なんかとにかく安心する。

13.TIME★★★☆

ラストはミキちゃんのボーカルで〆。可愛いボーカルとコチコチなってる時計の音が良い。

総評.

名盤。なんちゃって最高傑作?かもしれない。捨て曲無し。流れも最高。
買って損することは無いです。CCCDってこと以外は・・・

(★:2点,☆:1点の計10点満点。総評は星評価なし。)

28th.106-122 : 名無しのエリー2016.05.14.

(Disc.1)

1.(AM I) CONFUSING YOU ?★★★★

記念すべきデビューアルバムの2曲めに選ばれた曲。ちなみに一曲めはデビュー曲"cream soda"なので、アルバムの曲順は同じである。
あおさ全開でいい感じだが、何か一つ足りない。一応クリスマスソング。

2.LOVE SONG★★★★

バンドにとって始めてのミキちゃんボーカル。こちらも青臭さがあるが、こちらは徹底的に青いのでかなり好き。
拙い演奏が逆にいい。

3.HELLO★★★★

このレスの2曲は、2ndシングル "Lucky"のカップリング。この曲は1stの全19曲中18曲めとかなり終盤におかれた。
アップテンポで、地味に好き。もうちょい演奏がうまければなー。

4.RIGHT NOW★★★

2分ほどの短い曲。これと言った特徴が見当たらないが、それが逆にいい。

5.Yes.★★

この曲は3rdシングル"PLANET"のカップリング。アルバムでは捨て曲扱いだが、こうして単品で聞いても正直いい曲ではない。
このバンドには珍しく使った三拍子と特徴的な歌詞以外コメントのしようがない。

6.ALRIGHT★★★★☆

この2曲は4thシングル"DRIVE"のカップリング。かなり好きです。
爽やかなフォークロック系の曲なのだが、フォークロック特有の田舎っぽい泥臭い爽やかさを演出している。
ミキの声もいつもより通ってる(気がする)。
「諦めなんかじゃない。これは、19で覚えたジョークなんだ」のフレーズにやられた。A面よりずっと好き。

7.HALKROAD★★★

この曲もミキボーカル。この曲はまえのインパクトが凄すぎたためか、インパクトのうすいまったり目の曲。
最後のフレーズがお気に入り。

8.Seven Front★★★★

5thシングル"Sunday People"のカップリングであり、この曲から2nd"JUMP UP"期にはいる。
まずブレイクビーツ風のドラムとセンチメンタルなギターが静かにフェードイン。
サビだけノイジーなギターが入って盛り上がるが、すぐもとに戻るのがポイント。
歌詞は意外と難解。解釈分かれるかも。

9.Wavement★★★★

6thシングル"My Girl"カップリング。センチメンタルなアコギとナカコーの声が特徴的。
全体的にまったりと進んでいく。夕暮れを思わせるようなエモーショナルな一曲。
歌詞は「美しさ」がテーマなのかな。
水辺の花の美しさ、色あせた毎日の美しさ、偽りの毎日の美しさ、そしてそれも僕らの夢が…
自分でもなに言ってんのかわかんなくなっちゃった。

10.Sleeping Bag★★★

7th"Love Forever"カップリングの2曲。
コーダイ作曲のゆらゆら揺れるような一曲。悪くないけどよくもない。

11.Electric Sea★★★☆

重苦しいドラムで幕開け。でも曲自体は夜の街を思わせる幻想的な一曲。
ちなみにこの曲のあと、シングル盤では何ともカオスなシークレットトラックが入っていたが、今作ではカットされている。

12.PINK ROCK★★★☆

9th"White Surf Style 5"のカップリング2曲。で3rd"Futurama"期の今作収録分では唯一のシングル。
(8thはすべてA面のRemix、Remixはすべて今作から省かれている。)
初期のロック路線を復活させたような曲。悪くない。

13.Gumnova★★★★

カオスの一言。閉鎖感、狂気、そして轟音が一気に攻めてくる問題作。

(Disc.2)

1.Rainbow Rain★★★☆

10th"Storobolights"のカップリング2曲。そして4th"HIGHVISION"期の始まりにして後半戦の突入である。
A面と同じくピコピコした電子音がフィーチャーされた一曲。
「そとはレインボーレイン」というワンフレーズだけを延々と繰り返して行く。これはトリップできるかも。

2.Free Your Soul★★★★☆

さっきより速度をまして疾走するナンバー。大気圏を抜けるような。途轍もない高揚感に包まれる。

3.WAYDO★★★☆

言わずと知れた11th"YUMEGIWA LAST BOY"のカップリング。
ストロボのシングルは原曲統一感があったが、この曲に関してはA面と打って変わってスローなロックナンバー。
静かなギターとストリングス?が心地よい。

4.UNIVERSE★★★★

12th"AOHARU YOUUTH"カップリング。このバンドにしては珍しくステレオで音を混ぜている。
まさ宇宙を漂うように美しく神秘的な曲。A面より好きかも。
ちなみにシングル盤に収録されているStrobolightsのRemixが絶妙の出来なので手に入った人は是非。

5.SORATOBI★★★★☆

この曲は13th"RECREATION"のカップリング2曲のうちの一つであり、ついにラストアルバム"ANSWER"に突入する。
美しいギターの響きを延々と繰り返し、トリップするような感覚。本当にSORATOBIである。

6.Rou★★★☆

10分越えの曲。この曲の作詞はフルカワミキ。
最初は打ち込み系の曲で始まり、途中から変な民謡ふうのパーカッションがなる摩訶不思議な曲に切り替わる。
正直言って不気味。

7.ININTERMISSION★★☆

このレスでは14th"BGM"の2曲。最後の4枚のシングルはコンセプトがバラバラという人が多くいるが、これを聞くとよくわかる。
まさにINTERMISSION=小休憩と言った感じの3分ほどのインスト。
不穏な電子音が続くが、途中からミュートされたギターと水滴の音が入り、全体的に優しい仕上がり。

8.HIRAMEKI INSPIRATION★★★★☆

アンビエントチックな一曲。
静かな序盤、盛り上がる中盤、そして綺麗にまとめて余韻を残す終盤の構成が素晴らしい。

9.ANTENNA★★★★

このレスでは15th"LAST SCENE"からの2曲。
A面によく似た、綺麗で寂しげなメロディと歌詞。寒い日に聞きたい。

10.SCALE★★★★☆

この曲もとても美しいのだが、何なんだろうこの胸がギュッと締め付けられる感じは…。
深い悲しみに押し潰され、だだっ広い虚しさに溺れ、ついには窒息したような曲だ。
名曲。

11.ALIVE★★★★

ここからの4曲は、ついにラストシングル"WONDER WORD"のカップリング。
シンプルの一言に尽きる曲で、地味だが良くできた曲だと思う。
綺麗に盛り上がるサビはやっぱり健在。歌詞も哲学的で大変よろしい。

12.VOICE★★★☆

アップテンポなナンバー。しかしこれまでになく落ち着いている。
やっぱり大人になったというか、すっかり冷めちゃったメンバーを象徴している曲な気がして素直にいいと言えない。

13.ROLLIN'ROLLIN★★★★

まさにゴロゴロ転がるような、愉快なロックナンバー。
歌詞も韻を踏みつつおどけててなんかかっこいい。やっぱりジュンジの詞はいいなと思った。
ライブで盛り上がりそうな一曲だが、もうすぐでスーパーカーが終わるとかんがえると切なくなってしまう。

14.FOX,DOGS,AND DOVES★★★★★

スーパーカー最後の曲となった一曲。
すすり泣くようなアコギとサウンドエフェクト、ナカコーの淋しげな声、
そしてこれから別れる事になるメンバー達に宛てただろう歌詞が2分ほどの短い時間に詰め込まれスーパーカーの全てを凝縮している。

総評.★★★★★

色々と偉そうなことを書いてしまったが、スーパーカーを知ったのはつい最近のことである。
最近このバンドを知ってなんでもっと早く、解散する前に知ることができなかったんだろうと思ったほどだ
(まあ、レビュアーがうんと小さかったころの話だけど)。
このアルバムは、全シングル16枚のカップリングをまとめた一枚(2枚)だが、どの曲も凄くいい。
明るい曲に暗い曲、シューゲイザーな曲にエレクトロな曲、攻めた曲にスタンダードに曲まで、
まさに「変わった」所と「変わらない所」の二つがよく見える。スーパーカーの全てを表していると言っても過言ではないと思う。
是非とも復活して欲しいがもう10年以上立ったし、ナカコーとジュンジは未だに仲悪いままだし、コーダイは公務員になったしで、
もう再結成は絶望的なのが悲しい。

(★:2点,☆:1点の計10点満点。)