* アーティスト名 : りずむ

20th.5-8 : 名無しのエリー2008.10.27.

1.東京メトロガール★★★

前二作からの流れで聴くとがっかりする人も多いのでは?
例えるなら、田舎にいた清純で無垢な可愛い女の子が上京して、数年後に再会したらケバいギャルになってた、みないな感じ。
全体的にユルいテンションで進んでくミドルチューン。スイーツ路線変更したRYTHEMをある意味物語る一曲でもあると思う

2.Love Call★☆

新境地、と言えば聞こえはいいですが、んなもの必要ない。
最近名前をよく聴くキマグレンとのコラボレーションなのだが、
この二組が合わさっても素敵な化学反応が起こるはずもなく、R&B風J-POPお花畑といった感じです。
男の歌唱が入った時点で聴くにも値しません

3.猫背 -original-★★★☆

「本当はつらくて泣きたいくらい くらい Cryなのに」という詞のセンスはおいておいて、
失恋の哀愁漂うバラード、ハモリも綺麗

4.首すじライン★★★

RYTHEMが完全に大塚愛になりきっています。
詞、歌唱、世界観、さらにPVでは容姿まで大塚愛で、「あなたが小石食って~」あたりでも意識してるのかなあ?といった感じ。
みんなちがってみんないい、と言ってやりたい一曲。とはいえハモリはやはり綺麗だなあ

5.夏メロ★★★

序盤から続く恋愛詞+ミドルテンポバラードがここまで続けば流石に嫌になってきます。
なんとなくタイトルから想像つく通り、「RYTHEM、つまらなくなったなあ」というのを改めて実感してしまう

6.アイシカタ★★★

サビは他にくらべややキャッチーですが、あまりに曲調が似通いすぎて初聴では区別がつかないレベルかと…

7.SMILE★★★★

やっぱり個人的にはYUKAの書く曲の方が好きだなあ。
1~6まで延々と続いたYUIの恋愛詞に嫌気が差した頃、曲調はやはり似通いつつも、何となく心地よさを感じる

8.Joyful★★☆

酔っ払いすぎ。一昔前のPUFFYというか、奥田民夫的な気だるさとやさぐれ感。
同じ曲をテンポアップして2回繰り返すというまあお遊びでやっちゃったあ、てな感じのフザケた曲

9.Like a Friend★★★★

Jazz風のスキャットが入るメロディアスな一曲。
ちょっとスカした感じのブラスといい、うん、こういう新しいのは素直にいいと思う

10.Bitter&Sweet★★★★

YUKA曲、またしてもミドルテンポラブバラードだが、これくらいの水準なら非常に聴いていて良いと思える。
ただPVの妙なドラマは見ていて痛々しいというか…

11.あかりのありか★★★★★

「鏡にむかって頑張れ私!」というスイーツ(笑)のコピペ定番とも言える様な内容のアレな詞なのですが、
ここにきてやっと2nd「夢現ファクトリー」の頃を彷彿とさせるアップなナンバー、RYTHEMらしいし、これでいいんだと思う。
特に「立ちはだかる困難難題、飛び越すのは無理難題」ってなんか好き

12.~interlude~

時曲へのinst、何故分ける必要があったのか

13.Banana moon★★★★☆

RYTHEMも大人になったんだなあ…と何ともしみじみとさせる。
壮大なテーマをあえて無機質というか、非現実的なサウンドにのせている。
やはりどこか神秘的かつファンタジックで、以前のRYTHEMを思わせる

14.Love Call(DAISHI DANCE REMIX)

REMIXとは言えど何一つ壊されてないというか、ボーナスとはいえまったく収録する必要性の感じない一曲

総評.★★★☆

「うたたね」「夢現ファクトリー」というナイスな良盤を出してきた彼女らですが、
おそらく3作の中では最もレベルも完成度も低いと言わざるをえません。
主な要因は、1.詞が恋愛に偏りすぎ、かつ浅すぎる 2.曲調が似通っている 3.ハモリがやや弱い
特に1~6の流れは単曲ならまだしも、通して聴くにはキツい。
作品全体を通してもミドルテンポ・ラブバラードが半数以上を占めており、
それでいてシングル「桜唄」「蛍火」はベストに備えて未収録というのは如何なものか。
極めつけは「Love Call」という謎かつ地雷が(2つも)設置されていること。
挑戦は結構ですが、個人的にはみんなのうた「WINNER」の方がよっぽど好きです。
収録するにしてもRYTHEM Only Versionとかにすればいいのになあ…ラップとかいらないよ。
散々言いましたが、これまでの幻想・神秘的、ファンタジック、(2ndにはプログレの要素もあった)
こういったRYTHEMの魅力であり武器でもあったものがこの作品では悉く失われてしまった。
2人にはハモリがあるからよっぽどのことがない限り駄曲にはならないのですが。
とはいえ「あかりのありか」「BANANA MOON」を聴くとまだまだ見限るには早いとも思った。
無理しない限りで路線は戻した方がいいと感じました

(★:2点,☆:1点の計10点満点。tr.12は星評価なし。)