* アーティスト名 : ろけっとまん

20th.431-434 : 名無しのエリー2009.01.28.

1.~introduction~

なぜか楠田枝里子のナレーション。FNS歌謡祭にでも出るつもりか?

2.SWEET SUMMER SONG★★☆

甲斐名都がヴォーカルを勤めるハウス。
能天気なラウンジハウスにノって、甲斐が愛らしいヴォーカルを披露。まぁ、悪くは無いんだが...
もうちょっと捻ってもよかったと思うぞ。裏打ちシンセを入れるとか。
せっかく、スティールドラムを突っ込んでるんだから、ソレを活かさないと。
あと、ハウス=ピアノとでも思ってるのか、裏でピアノもなってるがうざい。

3.過去はいらない★★★

ふかわヴォーカル。お前は歌うなw
何とか奥に引っ込ませて目立たせないようにしているのだが...。
さて、肝心のサウンドはこちらはオードソックスな作りになっている。オードソックスなだけで、これと言って光るものはない。
ふかわのピアノもラウンジハウスにありがちなコードをなぞってるだけのバッキングのみなのが非常に惜しい。
こいつは弾ける方なんだから、もう少しテクニカルにしてもよかったんじゃないか?

4.いつもの朝★★

小西プロデュース時代を彷彿とする音使いをするラウンジミュージック。
ここでゲストヴォーカルとして一十三十一が登場。予想通り、リラックスしたムードのヴォーカルが横たわる。
この曲で小西のようなセンスの良さがないことがバレてしまうw
どうも音選びが無難。小西のように、コッソリと実験的な要素をぶっこんでいない。
これではサンセットミュージックならぬ日出でぬ音楽。

5.SEASIDE STORY★★★

元Cymbalsの土岐麻子を迎えたサンバ。
2曲目もそうだが、この曲でも外部アレンジャーがアレンジを手がけており、4曲目に比べたら大分プロっぽい。
が、ここでもあまりセンスを感じない。
どうせならリズム隊をもう少し暴れさせるなりした方が映えるのだが、
終始、ヴォーカルを引き立たせることに専念しているのがもったいない。

6.~interlude~

波の音。以上。

7.雲は流れて★★★☆

だから、ふかわ。お前は歌うなw
てことで、ふかわお手製のラウンジハウス。流石にこの頃には手馴れてきたのか、軽快なハウスを鳴らしてくれる。
だが、ふかわはヴォーカリストとしてはあまり良い素材ではない...。カラオケにしか聞こえない。頼むからプロを連れて来い、プロを。
音も手堅い音しか使っていないのだが、アレンジし始めにしては上出来。

8.misty★★

元オフコースの鈴木康博が参加したラウンジハウス。随分と落ち着いた曲調だが、これは鈴木の年齢を考えたんだろうな。
そんなもん考慮するな。一気に老けてるぞ、ここだけ。アレンジが地味なせいで、ものすごく退屈。
地味は地味でも、これは悪い意味での地味だからたちが悪い。

9.さよならの唄★★☆

興梠マリをヴォーカルに迎えたヒップホップトラック。どう考えてもヴォーカルがなければ普通以下。
逆に言えば個性的な興梠のヴォーカルが光るトラックと言える。

10.悲しみのむこう★★★

平松愛理をヴォーカルに迎えたラウンジトラック。
こちらも外部アレンジャーを起用しているため、ふかわ以上に音の作りがしっかりしてる。
ただ、アレンジと平松のヴォーカルがマッチしてはいるのだが、
せっかく平松を起用しているのだから、こんな平坦なメロディーを歌わせるのは至極もったいないように思える。
やはりふかわではこれが限界か。

11.ending

また楠田の司会。だから、FNS(ry

12.I wanna feel your love & voice ~声をきかせて~★★

で、エンディング曲。最後まで保守的過ぎるハウス。
初のセルフプロデュースだけにビビっていたのかもしれないが... もっと冒険しても良かったんじゃないか?

総評.★★☆

ふかわりょうがロケットマン名義でリリースし、セルフプロデュースに切り替えた3rdアルバム。
これまでタッグを組んでいた小西のセンスを全く盗めていないため、えらく保守的で地味なアルバムに仕上がってしまった。
小西と組んでいたときと同じくらい、いや、それ以上にシュールになっても良かったんじゃないかと思えるほどに地味。
楠田のMCもFNS歌謡祭みたいで全くアルバム合わない。
次回作では幾分マシにはなっているが、これではDJを任せていいか不安になる。
ヴォーカルも選び方はいいんだが、活かしきれていないのがほとんど。
今後、DJとして活動するなら、もっといろんな音楽を聴いた方がいいだろう。
てことで、楠田の音声が欲しい人は買え。

(★:2点,☆:1点の計10点満点。tr.1,6,11は星評価なし。)

26th.375-380 : 名無しのエリー2012.03.21.

1.dancemusic★★★★☆

iTunes Storeの総合チャートにて一週間1位を獲得していたシングル。
実際にハウスサウンドとして結構完成度が高く、楠田を起用していた頃からだいぶ成長したなという印象を抱ける音になっている。
適度にキラキラした音にしているので、結構聴きやすい音になっているのも好印象。
ふかわのヴォーカルもこのミックスではそれほど苦しく聞こえないのもいい。

2.FLY AWAY (album edit) ★★★

『THE SOUND OF MUSIQUE』収録楽曲。
フィーチャーヴォーカルにKARINを招いているが、これが結構洒落たハウスサウンドに仕上がっている。
前曲が浸ることを前提にしているなら、こちらはアガる事を前提にした楽曲。
中盤のピアノがすごくかっこよく、この辺りはふかわならで肌と思う。
ただ、もう少しベースはセクシーにしてもよいかな。

3.EVERYDAY (album edit) ★★☆

『THE SOUND OF MUSIQUE』収録楽曲。
某床が動いてると見せかけて壁が動いてる曲にインスパイアされたのかな。そんな音使いをしているように思える。
フィーチャーヴォーカルにeicoを迎え、ふかわはラップを担当。意外とこれが様になっており・・・ってラップの才能あったんかい!!
まぁ、歌とラップはそれほどそんなに悪くないんですよ。
問題はアレンジがなぁ。ちょっとポップすぎるんだよなぁ。このタイプの曲ならROKETMAN名義でなくてもいいと思う。

4.IN THE LIGHT★★★★

『THE SOUND OF MUSIQUE』収録楽曲。
フィーチャーヴォーカルにYu Sakai、アレンジャーに大物・上野圭市を迎えて製作されたハウスチューン。
さすがにMAXらを手がけていただけあって渋めのトラックに仕上がっている。
メロディが優しいので、突き抜けた感じの音がほしい人には寂しいが、上野の職人芸がところどころで光っているのは好評価。
欲を言えばもっとふかわのピアノがほしかった。あれでもピアノはいい腕してるんだし。

5.LOVE IS ALL★★★★☆

ロケットマンプロデュースによるアイドルプロジェクト、COSMETICSのデビューシングル。このときのヴォーカルは第1期のメンバー。
iTunes Storeダンスチャート2位をとったことはメンバーにとってはいいサプライズだっただろう。
楽曲はさすがに気合が入っていたのかシャープなハウスに仕上がっており、歌唱力もなかなか安定している印象。
・・・これならフィルター使わなくてもよかったんじゃ?
それでも全体的な完成度は高いのは非常にうれしい。

6.過去はいらない (album edit) ★★

『愛と海と音楽と』収録楽曲。
さて、全開はオードソックス過ぎるとぶっ叩いたんだが、やっぱり印象変わらず。やっぱりふかわの歌声に合わない。
今なら投稿動画サイトとかでちょうどよさそうな声を調達できそうな気がするのだが、ふかわがそれに気が付くかどうか・・・。
あと、改めて聴いて気づいたが、シンセがちょっとうるさいな。

7.tomorrow★★★★☆

第1期COSMETICSの2ndシングル。
ピアノがこもっているのが気になることを除けば実はアイドルを意識した、キラキラとした乙女ハウスに仕上がっている。
これがなぜ携帯配信で売れなかったのかが謎だが、歌声とメロディ、キラキラ度合いがしっかりとマッチした隠れた名作。
たしかにこれは1期メンバー終了をもったいないと詰め寄るわけだ。

8.いつもの朝★★

『愛と海と音楽と』収録楽曲。フィーチャーしたヴォーカルは一十三十一。
前回のレビューで『どうも音選びが無難』と書いたのだが、どうやらアレンジャーが原因のような気がしてきた。
今のふかわならこのような音をあまり使わないだろうし、やるなら別のアレンジャーを起用するだろう。
なので、ふかわらしくない曲(悪い意味で)。

9.雲は流れて (album edit) ★★

『愛と海と音楽と』収録楽曲。またも本人歌唱である。
こっちはやっと吉田のアレンジがふかわの方向性に合致してると思えるのだが、
肝心のふかわはパワーのある歌声を出せない歌手という致命的な弱点があった。
もう、ふかわはラップかパワーを必要としない曲だけで歌ってほしい。

10.これから訪れるすべての悲しみへ★★★☆

『re:dancemusic~rocketman non-stop mix~』収録楽曲・・・でいいのかな。セパレート形式で収録されるのは今回が初。
アンビエント(いや、チルアウトか?)を作るとは珍しい。優しいメインフレーズやアレンジが心地よい。
個人的にはドラムレスバージョンも聴いてみたいところ。

11.アイノウタ★★★

鈴木亜美 joins ROCKETMAN feat. YOU THE ROCK★名義の曲で、彼女のアルバム『DOLCE』に収録されている。
ポップ系ヒップホップとしては割りとオードソックスだが、これは見事にYOU THE ROCK★にフォローされてるなとわかる曲。
さすがにメインブリッジもYOU THE ROCK★に作詞させてもよかったかなぁ。

12.LOVE IS ALL II ~これからはじまるstory~★★☆

第2期COSMETICSデビュー曲。
正直、第2期に比べるとふかわのアレンジと相性が合わない声だなというのが正直なところ。
楽曲もハウス版Perfumeっぽい印象。こういうアレンジならふかわじゃなくてもいいだろ。
メロディがいいだけに、それがすごく気になってしまった。

13.ROMANTIQUE 66★★★★

『THE SOUND OF MUSIQUE』収録楽曲。ようやくふかわの歌声にマッチしたアレンジが登場。
そうそう、ふかわの歌声はこのようなタイプだと違和感無いんだよ。
アレンジはフロアというよりドライブ向け。収録アルバムコンセプトとしては正解と呼べるアレンジだろう。
ピアノも結構いい味を出しているので、こちらとしては安心。

14.thank you for the music!★★★☆

アルバム『dancemusic』収録楽曲。生ピアノメインかと思ったら打ち込みに切り替わったので肩透かし。
様々なタイトルコールが入っているのがエンディングっぽくて好きだが、なぜか収録アルバムだとラストトラックじゃないんだよな。なぜだ。
これもてっきりラストに収録されるかなと思ったんだが・・・。
以上のがっかりポイントのため、評価はこのようにさせていただきました。
本当にエンディングトラックとしては良い出来なんだけどなぁ。

15.LifegoesON2.0 (album edit)★★★☆

アルバム『dancemusic』収録楽曲。シングルバージョンはiTunes Storeでどうぞ。
てことで、ラストトラックはインストハウス。本人としてはこれからもがんばるぞって意味合いでラストにしたんだろうな。
楽曲はソウウウェーブを使用した乙女ハウスで、相変わらずピアノフレーズが秀逸。
ただ、この曲に限って言えばソウウェーブじゃなくてもよかったのでは?

総評.★★★☆

ふかわりょうが音楽活動を行う際に行う名義、ROCKETMANが
ソロプロジェクトとなってから10周年を迎えたのを機にリリースされたベストアルバム。
さすがに『愛と海と音楽と』からは本人のセンスも上がってきたようで、
第1期COSMETICSで見られる乙女ハウスやイビザ系ラウンジハウスの才能が伸びているのがこのアルバムでよくわかった。
その代わり、歌唱力はあまりあがっていないが。
ベストとしての選曲はそれほど悪くは無いが、14曲目と15曲目は逆にしてほしかった。
それでもROCKETMAN入門変としては申し分無い内容なので、ハウス好きにはオススメ。
余談だが、『愛と海と音楽と』からの曲はふかわが歌っていない曲だけ選ぶとだいぶ空気も違うだろう。

(★:2点,☆:1点の計10点満点。)