* アーティスト名 : ろーざ・るくせんぶるぐ

18th.299-301 : 名無しのエリー2008.07.09.

1.さいあいあい★★★

サイケデリックでファンク。
凄い明るくてポップなんだけど、間奏で電子音のノイズっぽいの入れてみたりニューウェーヴの影響も感じられる。
どんとのボーカルは個人的に清志郎と並んで日本のロック史の奇跡だと思う。
何かこの人が歌うとすべての曲に一種の焦躁感が生まれるんだよね。
それがロックだ!!とか言うとちょっとイタいからあれだけどw

2.あらはちょちんちょちん★★★★

ストーンズ張りのブルージーなリフが曲を引っ張る正統派R&Rナンバー。
初聴からそのかっこよさにしびれる。メロディもポップで聴きやすい。
欲を言えば、ピアノじゃなくてギター2本でもっとゴリゴリしてほしかったかな。ちょっとピアノが浮いちゃってる

3.フォークの神様★★★★★

タイトルとは裏腹にイントロはサザンっぽい、明るいサザンじゃなくてマンピーとかのサザン。
メロディもフォークと言うより60年代後半の歌謡曲。
サビなんか一昔前の戦隊モノの主題歌みたいなメロディ、でもカッコいいんだなこれが。
そんなメロディとは裏腹にギターがHRっぽくて良い

4.デリックさん物語★★★

サイケデリックなスライってイメージの曲。
ギターとキーボードはちょっとディープパープルみたいと思ったり。中々ファンキーで楽しい曲。
タイトルはサイケ「デリック」からとってるんだろうね、歌詞から推測するに

5.かかしの王様ポン★★★★

90年代のUKロックみたいな奇麗なアルベジオが最初に聴こえてくるし、メロディは歌謡曲というかGSだけど、
ベースがファンキーだから横ノリ。ギターソロはB'zとかイエモンばりの泣きのギター。
こんだけ古臭いメロディなのに曲自体に古臭さを感じさせないのは凄いと思う

6.さわるだけのおっぱい★★★★

凄いタイトルだ。
歌詞の内容がまた凄い、貧乳の女の子のおっぱいは揉めなくてさわるだけのおっぱいということを主張している、なんのこっちゃ。
いや曲は凄く良いんですよ、前曲の流れを引き継いで横ノリのリズムに合唱曲みたいなキャッチーなメロディが乗っててすっと耳に入ってくる。
最後の方で「さわ~るだけ~のお~っ~ぱ~い」って繰り返す女の子のコーラスが何かしらんがツボったw

7.シビーシビー★★★★

激しいドラムフィルから入る割に曲自体はミドルテンポのバラード。おそらく人の死を唄った歌なんだろうけど、何だか清々しさを感じる。
どんとはこういうしっとりとした歌も歌えるんだよね、後のボガンボスなんかにも通じるところだと思うけど

8.テレビ28★★★☆

3曲連続の歌謡曲テイストな流れを断ち切る、ゴリゴリロック。
とにかく勢いで押し切る曲だが、決して安易なわけではなく凄いレベル高い。
ギターが初期のマイケルシェンカーみたいでカッコいい

9.まったくいかしたやつらだぜ★★★★

これまたロックンロールって感じの曲だけど、ややこっちの方が歌謡曲的な要素強いかも。
ギターが最高にカッコいいんだよなぁ、コピーしたくなる。
途中のキーボードソロはEL&Pみたいだし、ドラムもドカドカ大活躍だし、まったくいかしたやつらだぜ・・・何でもないです

10.橋の下★★★

イントロのアコギのアルベジオがこのバンドのイメージに無い凄いしっとりしたもの。
曲も直球なバラード。の割に音はしっかりバンドサウンド。
でもバックの音圧が高すぎるような、もっと抑えた方が味が出たんじゃないかな。
どんとのボーカルは全く負けてないけどね

11.眠る君の足もとで★★★☆

インドの音楽みたいな雰囲気が漂ってる。
ラストらしくしっとりと纏めてきたのかな、相変わらずメロディは良い

総評.★★★★☆

ROSA LUXEMBURGの2ndアルバム。
1stはかなりサイケな感じで聴きづらかった印象なんだけど、この2ndは凄いポップで聴きやすい。
RCサクセションにサザンの要素を少し混ぜたバンドって感じで、正統派ロックなんだけどどこかコミカルな印象を受けるのも特徴的。
スヌーザーの名盤ランキングだかで2位だったので聴いてみたんだが、
正直歌詞はあまりに不条理すぎて深読みすらできなかった。まぁ分かる人には分かるのかもしれないですけど。
個人的にこのバンドはギターが最高にかっこいいと思うので是非聴いてみてください

(★:2点,☆:1点の計10点満点。)