* アーティスト名 : わすれらんねえよ

27th.637-638 : 名無しのエリー2015.11.20.

1.犬にしてくれ★★☆

表題曲。ふざけたタイトルと裏腹にとても真面目(?)な片思いを歌った曲。
ただ、サビがいつもみたいに力がこもってなく腑抜けた感じ。Cメロの語りも下手に格好つけた感じでバンドの持ち味が消えている。

2.風に吹かれて(毛が)★★★

タイトルの毛はちん毛のこと。ひたすらちん毛について歌ってるから下ネタが苦手な人間からすりゃ苦痛かも。
曲自体はゴリッゴリのベースを全面に押してるが、サビで曲調を変えるのがまた惜しい。

3.愛の無能★☆

ニコ生か何かで「サカナクションを意識して作った」と言っていた、バンド初のテクノ要素の強い曲。
ただ、テクノとしては稚拙で、ありきたりな4つ打ちのダンスナンバー。

4.絶対ないとは言い切れない★★

バラード曲。
鉄琴(?)の入った優しい曲調と力の抜けたボーカルはあってるんだけど、
大サビにかけて壮大になってもボーカルに然程変化がないのが残念。
余談だけど、堀北真希が結婚した時にこの曲を思い出した。

5.寝てらんねえよ★★★★

柴田節の効いた負け犬臭プンプン漂うロック。
曲全体に必死な力強さがあってようやくボーカルが本調子を取り戻したような印象。
この前のミニアルバムから増やし始めた4つ打ちもサビで気持ち良く入ってる。
余談だが、この曲のおかげできゃりーぱみゅぱみゅに呟かれたのは驚いた。

6.バンドやろうぜ★★★★☆

前のミニアルバムからの曲。
バンドの苦悩とかを書いたリアルな歌詞だけど、希望溢れるサビの開放感が気持ちいい。
バンドを目指す若者に聴いてほしい一曲。

7.ZERO★★★☆

最初からゴリッゴリな疾走感ある一曲。アルバムは犬推しなのに猫の鳴き声が入るのが面白い。

8.ここじゃないけどいまなんだ★★★

気怠げなAメロから爆発するサビが特徴的な曲。
寝てらんねえよ並みの負け犬臭漂う歌詞だが、こっちの方が曲調もあって重たい。

9.ありのままで受験したら落ちた★★★

柴田曰く「アナと雪の女王へのアンサーソング」とのこと。8曲目から続くミディアムテンポのロック。
またサビにかけて爆発させる感じの緩急を狙った曲。

10.ばかもののすべて★★★★★

シングル曲というだけあってど直球なロック。
小細工無しのロックを忘れらんねえよに求めていたからこの曲は文句なしで高評価。

11.紙がない★★★☆

トイレットペーパーがないというだけの馬鹿らしいミディアムナンバー。馬鹿馬鹿しさと開き直ったような直球加減がいい。
歌詞も微妙に韻を踏んでいたりトイレを連想させる単語だったりと遊び心があっていい。

総評.★★☆

これまではずっと直球のパンクロックだったバンドが、3枚目にしてようやく直球以外を覚えたのだろうけど、
色々な試行錯誤が微妙に空回りしてるイメージ。
全体的に似通った曲が目立つ上に、そのどれもがこれまでほどの良さを感じさせないから、
今まで通りにやっていてくれとこれまでのアルバムも聴いていた自分は思う。

(★:2点,☆:1点の計10点満点。)