* アーティスト名 : まい・へあー・いず・ばっど

28th.258-260 : 名無しのエリー2016.11.09.

1.告白★★★★

2分17秒の短いロックナンバー。
挨拶代わりの一曲としては勢いがあるけど、歌詞も韻を踏んでいたりで巧い。
それだけにボーカルの早口の声が聞き取りにくいのがやや難点。

2.接吻とフレンド★★★☆

曲調はまたシンプルなロックナンバーだけど、歌詞は恋人との甘々な生活の惚気。
アルバム全部を通しての感想にも繋がるが、1~4曲目が似たテイストなので単体では好きだが正直印象が薄い。

3.音楽家になりたくて★★★★

前述の通り曲調はまたシンプルなロックナンバー。歌詞はバンドマンの男として1人の女性に歌ったような感じ。
4曲の中ではサビの伸びが気持ちよくて一番印象がいい。

4.グッバイ・マイマリー★★★

前3曲と比べて切なさが見える一曲。歌詞も女に逃げられた男目線の悲壮感が漂っている。
前3曲と曲調は似てるのに歌詞がこれだけ後ろ向き。

5.戦争を知らない大人たち★★★★

読み上げるようにつらつらと並べられたボーカルのAメロが特徴的なミディアムナンバー。
サビの盛り上がりは間違いなくカッコいいけど、Aメロは賛否分かれそう。

6.恋人ができたんだ★★☆

ストリングスが加わって音的には綺麗な一曲。
ただ、歌詞の女々しさと合わさってback numberと似たものを感じる。
アルバムに一曲はありがちな没個性。

7.mendo_931★★★★☆

1分足らずの駆け抜けるような荒々しい一曲。
おまけ的な感じなのだろうが、正直かなり好き。

8.ワーカーインザダークネス★★★★☆

ヒップホップ的要素を取り入れて一風変わってスタイリッシュなロック。
"告白"でも言っていた言葉遊びが上手く働いていて個人的にはかなり気に入りの一曲。

9.革命はいつも★★★★

またお得意のシンプルなロックナンバー。
ただ、前の曲よりもギターのメロディが目立っていて差別化はしている。

10.沈黙と陳列 幼少は永遠へ★★★★

思春期特有の葛藤や苦悩を歌ったようなミディアムナンバー。
マイヘアの持ち味である叫ぶような荒々しい音と歌詞が上手く馴染んでいる。

11.真赤★★★★★

第一声が「ブラジャー」ってこれどうなのというのはさておき、恐らくマイヘアでも一番有名な一曲。
アルバムの中でも満を持してといった曲順で、これまでの曲の中で一番ボーカルが力強く歌っている印象。
サビの力強さに惹き込まれる。

12.卒業★★★

3ピースのサウンドで奏でられるバラード曲。
ただ、ボーカルの語るような歌い方が半端に下手くそに聞こえてしまいあんまりいい印象はない。

13.また来年になっても★★★★

新年への希望を窺わせる前向きなミディアムロック。
最後にしてようやく曲の構成が練られている。ギターソロなどもあり、上手くまとまった曲。

総評.★★★☆

注目を集める若手3ピースバンドMy Hair is Badのメジャー1stアルバム。
荒々しい音に乗せて歌われる生々しい歌詞が持ち味とはいえ、正直なところ音に幅がない。
曲単体ではいい曲が多いだけに、アルバムとして出すからにはもう少し遊び心を効かせて広い曲調を聴かせてもいいと思う。特に1~4曲目。
移り変わりの激しい業界だからこそ、生き残るためには8曲目のような路線をもう少し発展させてもいいとは思う。

(★:2点,☆:1点の計10点満点。)