* アーティスト名 : るみなす・おれんじ

10th.88-89 : 名無しのエリー2005.05.28.

1.Walkblind★★★★

性急で緊張感のあるコードと、タイトなドラムに導かれてアルバムの幕が開ける。
高音域を極端に強調したボーカルや、ザクザクシャリシャリしたギターのサウンドが最初は少し耳障りかもしれないが、
はまると非常に心地よい。

2.What You've Done★★★☆

キャッチーなギターポップ。
1曲目の最後に繰り返されるトゥルットゥットゥッ・・・♪というメロディがこの曲の中にも登場するのだが、
こちらは陽性なコード進行なので明るく楽しげに聴こえる。

3.Sugarplastic★★★

アルバム中、唯一のスロウテンポでサイケな曲。
シンプルなコードと儚いメロディを軸に、電子音とタムが左右を飛び交う。

4.Tears of Honey★★★☆

前作「Sugarcoated」の1曲目に収録されていた哀愁漂う名曲。
演奏アレンジは前作とほとんど変わっていないものの、サウンドがより刺激的に強化されている。

5.Chapter22★★★★☆

浮遊感のある不思議なコードのAメロ→シンプルなアルペジオを聴かせるBメロ→サビを予感させるCメロの後、
歌とギターの旋律が絶妙に絡み合うサビがあり、最後にこれまたキャッチーなリフを聴かせて終了・・・という、展開の楽しい曲。

6.Cottontails★★☆

ドラムの手数がやたら多く、ちょっとくどく感じることもある。
狂騒的な演奏だがワンパターンな繰り返しでなく、構成を感じさせるところがこのバンドらしい。

7.Puppy Dog Mail fast(Warren Defever Remix)

「Sugarcoated」に収録されていた曲のリミックス。
原曲と聴き比べて違いを楽しむには面白いが、このアルバムには必要ないと思った。蛇足。

総評.★★★★

キャッチーなギターポップ6連打(+オマケ)。極端に加工されたサウンドが軽快な曲調にマッチしている。
しかし耳障りだったり迫力に欠けるようにも聴こえるので、そこがリスナーを選ぶかも。
全英詩だが発音に日本人独特の癖はほとんど感じられず、自然に聴ける。99年発売。

(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

10th.90 : 名無しのエリー2005.05.28.

1.Absentmindedmysugar 2★★★☆

前作「luminousorangesuperplastic」の作風をひきずっているが、
このマキシは音に厚みや重みが感じられ、やや重心を落とした迫力のあるサウンドに変化している。
そのためか、この曲のように速いテンポの曲は少しもっさりして聴こえるかもしれない。

2.Silver Clothes★★★★

大味で大胆なドラムとギターリフが印象的。
このマキシの特徴である重めのサウンドが生きたミドルテンポの曲。

3.Ken-Ban★★★

透明感のあるキラキラしたギターと無機的な電子音に、甘美なメロディが乗るきれいめな曲。
また、この曲と2曲目は日本語を含む詩となっている。

4.Flowline★★★★★

すべてのパートが渾然一体となって、もつれ合いながら最後のコーラスへなだれ込んで行く。
ギターポップの持つ儚さや美しさ、騒々しさが凝縮されたような名曲。

総評.★★★★☆

ノイジーさを保ちつつ聴きやすく安定したサウンド。グッドメロディと轟音ギターが楽しめる。
曲数と価格もほどよく、ルミナスオレンジを初めて聴くリスナーにもおすすめな一枚。
1,2曲目にイナザワアヒトがドラムで参加。00年発売。

(★:2点,☆:1点の計10点満点。)