* アーティスト名 : いーすたん・ゆーす

5th.132 : 名無しのエリー2003.06.17.

1.砂塵の彼方へ★★★★

イントロから引きこまれる、全編に漂う緊迫感がたまらない

2.小さな友人★★★

サビよりメロに惹かれる これもイントロがキャッチ-

3.葉桜並木★★★★★

情景が浮かぶような旋律と歌詞 切なくて美しいバラード

4.浮き雲★★★

疾走感が良く畳み掛けるようなサビは圧巻。でも飽きやすいか?

5.雨曝しなら濡れるがいいさ★★★★★

高揚感ある曲調ながら締めは寂しく静かに。
静と動の使い分けが非常に上手い、また詩も素晴らしい

6.風ノ中★★

地味、抑えた感じがイースタンらしい曲なのだがこの中では目立たない

7.ズッコケ道中★★

勢いは凄いが構成が単調、ライブなら映えると思う

8.未ダ未ダヨ★★★

曲調がめまぐるしく変わり最後に夜明けを感じさせる伸びやかなラストへ、メロディーでストーリーを作り上げている

9.夜の追憶★★★★

抑えたメロから激しいサビというありがちな構成ながらカタルシスは抜群。
歪むギターが切なさと熱さとを感じさせるバラード

10.地下室の喧騒★★★

詩、曲調ともに面白いつくり、サビがちょとミッシェルっぽい

11.天沼夕景★★★★

激しいのに侘しさ寂しさを併せ持つ、そしてその寂しさを振り切るように疾走するギター、イースタンだからこそ表現できる感覚が在る

総評.★★★

イースタンにしては落ちついた作品かと。入門編には丁度良いと思う
激しさ、怒りより寂しさ、侘しさに重きを置いているためか全体的には静のイメージが在る情緒があって良いとも言えるのだが
「もう終わり?」感があるのも確か。

(★5個が満点。)

5th.233 : 名無しのエリー2003.07.24.

1.夜明けの歌★★★★

タイトル通り夜明けを連想させる儚く切ないロック。どこか懐かしさを感じます。詩も切ない。

2.アバヨ、風の残像★★★

疾走感あるパンクロック。とにかく勢いがあって聴いてて気持ちいい。夏っぽい。

3.スローモーション★★★☆

桜が散るのを見ながら聴きたい一曲。メロもいいが、とにかく詩の表現がすごい。

4.黒い太陽★★★

戦争をテーマにした暗い曲。戦争の苦しさ、恐ろしさがひしひしと伝わってきます。

5.踵鳴る★★★★★

まさに名曲としかいいようがない。感情的な儚さが疾走したパンクロック。泣ける。

6.静寂が燃える★★☆

シングル曲ではあるがあまりパッとしない。すこしメランコリックなロック。

7.二月はビニール傘の中★★☆

少し大人しめのパンク。メロディは綺麗だけど突っ込みどころがあまりない。

8.青の風景★★☆

疾走感があり、ギターも気持ちいいけど、なんか微妙な曲。

9.ズッコケ問答★★★

ベターなパンクロック。曲にも詩にも勢いがあって清清しい。

10.素晴らしい世界★★★★

ラストに相応しい壮大な曲。詩はぐさっときました。

総評.★★★☆

他のアルバムに隠れてはしまってるものの、イイ曲ばかりです。
メロディが分かりやすく、初心者向きかもしれない。自分もイースタン初はこれでした。

(★:2点,☆:1点の計10点満点。)

8th.428-429 : 名無しのエリー2004.08.24.

1.街はふるさと★★★★

イースタン真骨頂の行進ロック、イントロから胸倉を掴むようなテンションで迫る。
悠然と大地を踏みしめていくようなドラムと壮大なサウンドは一曲目に相応しい

2.Jet Man★★★

擦りきれるようなイントロが格好良い、疾走感を感じつつズシっとした重量感もある曲
メロは文句無しだけどサビに捻りが足りないかな

3.Don Quijote★★★★

余計な転調や装飾なく一直線に突っ込んでいくストレートなロックナンバー
聞いた後思わず口ずさんでしまうようなキャッチーさが心地良い

4.暁のサンタマリア★★★

地を這うようなメロから抑えの効いたサビが激しくも寂しさを醸し出す、
いつものような突き抜ける感じは無いのであの感じを求める人はイマイチかも知れない

5.矯正視力〇.六(ピアノ追加Ver)★★★★★

切なさを押し出したミディアムナンバー、
一個一個の音が重くそれがじんわり広がっていくようなサビが歌詞と相成って朝焼けを思わせる、
ピアノの旋律がそこに一層やるせなさを加えている

6.敗者復活の歌★★★

ゆったりとしたリズムに力強さを感じる一曲、「歩き出せ」の後のイントロに痺れる
曲としてはかなりシンプルな構成だが曲のテーマを考えるとピッタリ

7.安手の仮面と間抜けた男★★

お得意の疾走系なのだがサビ前のメロやサビのコーラスが安っぽいパンクバンドを連想させてしまう
こちらもシンプルな構成なのだがこっちは悪い面として出ている感じ、ライブ映えはしそう

8.夜更けと蝋燭の灯★★

良い曲ではあるんだけど可もなく不可も無く。いまひとつ印象に残らない

9.大東京牧場★★★

表情豊かにメロディーが変化する曲、ヘンテコで面白い、
のったり蠢くメロを過ぎ一気に視界が広がるようなサビにハッとする、音と歌詞の連動性が面白い一曲

10.街灯に明りが灯る前に

これまた一辺倒で印象に残らない曲、メロサビともにココ!といった締まった部分が皆無

11.窓辺★★

霞んだギターと張り上げないボーカルに単調なリズム、今までのイースタンには一切無かったアプローチで作られたバラード、
小さな灯火がゆっくり消えていくいような呆気なさが切ない

総評.★★★

全体的に感受性などに見られたキャッチーな部分は鳴りを潜めシンプルに、後半にしたがい少しレベルが下がった印象を受ける、
また歌詞も直接的な表現が増え、曲も直情、激情的な感じは無く切なさ、寂しさを押し出した曲が多く、
統一性のある曲目が並ぶのでアルバムとしてはスマートで静かな印象が残る、こんな感覚はイースタンでは始めてかも。
感受性以前の感じを求めている人、初心者にはオススメできない

(★5個が満点。)

28th.244-245 : 名無しのエリー2016.11.07.

1.街の底★★★★☆

アルバム発売前からPVと共に先行公開された曲。イースタンユースのアルバムの1曲目にはよくある攻撃的で疾走感あふれるナンバー。
ザクザク切り刻むギターと吉野氏の激情たっぷりのマシンガンのごとく放たれるボイスの数々、
これ以上にこのアルバムを盛り上げる1曲目はないでしょう
イースタン特有の日々の生活の中での葛藤・希望を歌うが
「いつしかその涙は否定され それからその鳴き声も奪われた」という一文に尖ってた初期イースタンの匂いを感じる。

2.鳴らせよ 鳴らせ★★★

またまた「これぞイースタンユース」と思わせる疾走感あふれる一曲。
前曲と雰囲気が被るが曲単体としては悪くない。

3.イッテコイ カエッテコイ★★★☆

ギターを刻みながら静と動が入り混じるイースタンお得意のナンバー。
間奏のフィードバックノイズも良い。

4.ナニクソ節★★★★☆

震災後、bedside yoshino名義で発表された曲をバンド形態でセルフカバー。
これでもかとリスナーのケツを叩くような前向きな詞に直球のバンドサウンドが合う。
エレキ弾き語りのソロバーションより疾走感・高揚感は格段に上昇した。ソロバージョンも聴いてほしいですが。
ラストがスパッと終わるのも良い。

5.コンクリートの川★★

ちょっと印象薄いか。小休止。

6.茫洋★★★☆

厚みのあるフィードバックノイズと揺蕩うベースラインが広々として限りない様(=茫洋)をやるせなく表現している。

7.テレビ塔★★★★★

2013年に急逝した吉村秀樹氏’bloodthirsty butchers)の追悼曲。
残酷な時の流れを季節の移り変わりとともに切なく力強く歌い上げる。
7分弱あるが盟友として邦楽ロックシーンを駆け抜けた吉野氏の熱く切ないボイスを聴けばそんなことは気にならない。
今作のハイライト。必聴。

8.道をつなぐ★★★☆

ここでまたイースタンらしい曲。
前後の名曲2曲に挟まれてはいるが悪くはない

9.直に掴み取れ★★★★☆

ポエトリーリーディングからゲスト参加の射守矢氏(bloodthirsty butchers),cp(group_inou)の
分厚いコーラスのサビへ続く今までのイースタンの作品群ではあまりなかった曲。
途中ではなんと向井秀徳氏(ZAZEN BOYS)の渾身のラップも。
アルバム後半に入っても曲のエモーショナル感・疾走感は全然抜けない。らしいといえばらしいのだが。
なお、ライブではラップ部分も吉野氏が歌います

10.万雷の拍手★★★★

静かなAメロ・Bメロから血管がちぎれんばかりの絶唱のサビというイースタン最長の7分半の曲。
最後を締めるに相応しい。

総評.★★★★☆

長年にわたってイースタンユースのベーシストを務めてきた二宮氏参加では最後の作品。
長尺な曲が以前までのアルバムに比べて増えたが、感受性応答セヨあたりのエモーショナル度を取り戻したかのような作品。
3ピースというシンプルなバンド編成で数えきれないくらい名曲を歌いあげてきた彼らだが今作品でも同様。
個人的にはここ数年での彼らのアルバムでは最高傑作だと思います。
前述の感受性応答セヨあたりのアルバムが好きな人は気に入るかと。
バンドのほうも新ベーシストを加え新たな船出に旅立ちました。是非また彼らの雄姿をライブで拝んでみたいものです。

(★:2点,☆:1点の計10点満点。)