* コンピレーション : ひらけ!ぽんきっき!(ぽんきっきーず)

16th. 355-360 : 名無しのエリー2008.01.15.

(Disc.1)

1.たべちゃうぞ(ガチャピン)★★

トリビアでも紹介されたことのある過激な曲。
曲自体(作曲はなんと吉田拓郎!)は普通の子供向けの曲調だが、問題は詞のほう。
「おなべでゆでてたべちゃうぞ あたまのほうからなげこんで まだかなグラグラグッツグツ」
この曲を作詞したのは公募で選ばれた主婦の人らしいのだがどんな思いで書いたのだろう…。
しかし、一般の人だからこそプロには発想できない詞が書けたのかもしれない。
寝る前に聞いたら悪夢にうなされる事間違い無いの一曲。

2.およげ!たいやきくん(子門真人)★★

今聞いてみるととても子供向けには思えないほど渋い。そして暗い…。
子門さんの独特な唄声とあいまってブルージーな曲となっている。
そして、たいやきの悲しい性を描いた悲しい曲でもある。

3.いっぽんでもニンジン(なぎらけんいち)★★

語呂合わせの歌詞(一本でもにんじん、二足でもサンダル…)に目がいきがちだが、
よく聞いてみると後で鳴ってるピアノやドラムがジャズ風味で聴いてて気持ち良い。

4.ホネホネ・ロック(子門真人)★★☆

子門さんの魂のシャウトを存分に味わうことが出来るロック調な曲。
非常にシンプルな音作りでありながら音一つ一つがうまく調和してる。
しかしシンセの音やアコギの音を聞いてると70年代の空気を感じる…。

5.パタパタママ(のこいのこ)★★☆

言葉が音色の波に上手く調和していて軽快な印象を受ける。
バンドサウンド~+ラッパ~+ストリングスと段々と音色が増やして曲を盛り上がる。

6.まる・さんかく・しかく(のこいのこ)★★

上の曲と同じ歌手が歌っているが若干こちらの方がクオリティが下がる。
しかし、シンセサイザー、エコーをかけた歌声など当時の影響受けたと思われる箇所もあり、テクノポップの始まりを予感させる。

7.カンフーレディー(高田とも子・コスモス)★★☆

意外とカッコいい曲。特に、ベースプレイとリズムギターはなかなか渋い。
歌詞もなかなか語呂合わせがおもしろく曲もオリエンタルな雰囲気をかもし出している。

8.あいうえ おほしさま(うらいみさこ)★★★

ポンキッキーズ初期を代表する名バラード。歌詞は子供向けだが音は上品で綺麗。
流れるようなグランドピアノの音色と控えめなハーモニカの音色が日本の夜空独特の寂しさを感じる。
これに、うらいさんのかすれた高声が融合して見事な名バラードとなっている。曲間のストリングも素晴らしい。

9.おっぱいがいっぱい(ぶんけかな)★★

タンゴ調の曲調におっぱいおっぱいと連呼されるとなんとも官能的な歌になっちゃう…。
これを普通に聞くことが出来れば君はもう立派な大人の仲間入りだ!(男性限定)
ジョルジュ長岡のテーマソング(嘘)。

10.ドキドキドン!一年生(ぶんけかな)★★

入学時の緊張と興奮を表した曲。誰でも一回は感じる感情を上手く表現できている。
そこらの応援ソングよりこの曲の方が励まされて勇気が出ると思う。

11.十二支の歌(くらっぷ)★★★

導入部の流れが素晴らしく一気に曲に入り込むことが出来る。ライブでは盛り上がること間違いない。
歌謡曲的なコード展開であるが攻撃的なシンセの音が上手く曲を引き立っている。
こんだけかっこいい曲なら十二支も自然と覚えれる。

12.からだ元気(しょうじけいすけ)★★

今度はレゲエ曲調。ホント、この番組の歌は守備範囲が広い。一応標準以上のレゲエソングとなっている。
コールアンドレスポンス(ひじ(ひじ) むね(むね)とか)も決まっており、ライブでは盛り上(ry。

13.はたらく くるま2(子門真人)★★☆

これこそ童謡の究極といっても過言ではない(と思う…)。まず、非常に分かりやすい。
そして、子供が大好きな車を歌詞に盛り込んだとなればこれは子供に馬鹿受けするのは当然。
それでありながら大人も聞くことが出来る曲のクオリティを保ってるのは凄いと思う。

14.たなあげおんど(大竹しのぶ)★★

大竹しのぶの凄まじい歌唱力を堪能できる軽快な曲。
聴くものを不安にさせる音程こそが大竹しのぶの真骨頂。

15.みんなともだち(山崎清介・砂川直人)★★★

ずっと友達というフレーズが感動的なポップソング。児童団のバックコーラスが良い。
明るい曲調なのになぜかしみじみとしちゃう…。

(Disc.2)

1.ロックンロール・オムレツ(森高千里)★★☆

エルビスプレスリーを思わせるロック調な曲に森高さん(当時のアイドル)を融合させた曲。
微妙に潰れてるドラムの音色(森高自身が叩いてる)がアメリカンな曲調に合っている。

2.歩いて帰ろう(斎藤和義)★★★☆

名曲。
明るいながらもどこか哀傷感漂う曲調とネガティブな歌詞の対比がおもしろい。
ピアノ、アコギとオルガンの音色で夜の空気を醸し出し、斎藤さんのやけっぱちな歌声があきらめ感を出している。
そんな退廃的な空気を聞くものに感じさせつつもコード展開はポップであまり重苦しくさせない。
でも、毎朝聴く曲ではないなこりゃ。

3.夢のヒヨコ(矢野顕子)★★★

矢野顕子の演奏力の上手さと歌唱力の素晴らしさを体感できるバラード。
糸井重里による独特で可愛らしい歌詞がこの曲をさらに引き立ててくれる。
譜面にとらわれないで綺麗に演奏してるようなピアノに関してはさすが矢野さんと唸るしかない。

4.夏の決心(大江千里)★★★

夏休みの儚さと楽しさを軽快なポップな音色に乗せて大江さんのハスキーボイスが歌うと気分は小学生時代。
海岸線のドライブにこの曲は絶対合いそうだなぁ…と。
歌詞は大江ワールド炸裂でちょっと恥ずかしい。

5.花子さんがきた!!(マユタン)★★

イントロの壮大感に比べると曲はずっこけるくらい軽い。
印象に残ると言えばマユタンの独特のハスキーボイスぐらいか…。

6.ポポ(Radio Edit)(電気グルーヴ)★★★

子供向けながらしっかりと堅実な仕事をしたような印象を受けるテクノポップ。
真面目過ぎずポップ過ぎず…とちゃんと電気グルーヴの世界を体感できる。
音は固め、曲は軽め、石野卓球の歌声も意外と子供に受けると思う。

7.一寸桃金太郎(シスターラビッツ)★★

安室奈美恵、鈴木蘭々が参加してるらしいが曲が2分で終わってしまうためあんまり印象に残らない。
三つの童話を合体させた歌詞はおもしろいと思うが曲自体が平凡以下のような…。

8.LET'S GO いいことあるさ(SUPER P-kies)★★☆

ここまでポシティブだと聞いてる方が疲れる…。普通のポップソング。
導入部のギターソロか結構かっこいい。

9.さぁ冒険だ(和田アキ子)★★★☆

作詞:森高千里&糸井重里、作曲:CS石井(米米クラブのボーカル)とかなり豪華なメンバーで作られた。
和田アキ子というと「ぅああぁぁぁ」と変に力んだ歌声が思い浮かぶがこの曲では控えめに歌っておりそこが好印象。
曲も上品なポップで子供も大人も楽しめ、詞もシンプルな言葉選びでありながら印象に残る。
ポンキッキーズ時代の集大成的存在の名曲。

10.シャナナナナナ(DICK LEE)★★★

曲の7割がシャナナナナナで埋め尽くされているテクノポップ。
電子的な可愛らしい軽快な音色に歌詞が上手く載ってて聞いてて心地良い。
全編英語でありながら聞いてて疲れないところがなかなか。

11.Ja-nay(鹿野丈史)★★★

脱力テクノ歌謡曲としか言いようがない。そんな曲(どんな曲だよ)。
料理の鉄人の司会者をやってたとは思えない爽やかな声でいいじゃない~いいじゃないと歌われると人生どうでもよくなっていく…。

12.バブルバスガール(コニーちゃん)★★★

作曲はカジヒデキらしい。なかなかのポップソングに仕上げられている。
音色の数は最小限でありながら音色一つ一つが上手く作用して、音色の数以上の音色を聞いてるような錯覚を覚える。
アコギが印象的。

13.花まつり(石井ビューティー)★★☆

ようは石井竜也の曲。沖縄音楽の要素など取り入れて祭りの華やかさを感じる。
しかし、無理やり米米クラブの音楽から逃れるために難しいことに挑戦して空回りしてる印象も。

14.でたらめな歌(爆チュー問題)

同じギャクを何回聞いてもなぁ…。特に曲もねぇ…。22番田淵には吹いたw。

15.チビミミナガバンディクート(チビママ)★★

作詞は中村326…。詞を見ただけあの絵が思い浮かぶ…。後は印象に残らない。

総評.★★★

その名の通り、ポンキッキーズの有名曲を集めたアルバム。
最初が「食べちゃうぞ」と言うこところが素晴らしい。
ディスク1が童謡集、ディスク2がJ-POP集なところか。やはり、子供向け番組だったので全体的に聞きやすく出来ています。
そしてスルメ曲も意外と多く、曲のバラエティは豊富。疲れた体にセラピーCDとして、胎教にも役に立つと。
しかしながら惜しい番組をなくしたものだなぁ…。そこらへんの音楽情報番組より良い音楽番組だったと思うが…。

(★:2点,☆:1点の計10点満点。)