* コンピレーション : とくさつ・せんたい

14th.196-200 : 名無しのエリー2007.02.28.

(Disc.1)

1.進め!ゴレンジャー(ささきいさお&堀江美都子)★★☆

記念すべき一作目の主題歌。女性が歌っているというのは戦隊物の中では結構珍しい。
後で小さな音で鳴っているファンク系のギターがカッコいい。
この頃からもう既に主題歌のコード展開等が確立された感があるのは驚きだ。

2.ジャッカー電撃隊(ささきいさお)★★☆

戦隊物なのに社会の裏で生きているという雰囲気が出ているのは歌手の歌い方から?
Aメロの「突っ込め!突っ込め!突っ込め!」の言い方が独特で一度聞いたら頭から離れません。

3.バトルフィーバーJ(MoJo&フィーリング・フリー)★★★

自分の中ではこの曲により戦隊主題歌の基礎が出来たと思っています。
各戦隊名を叫ぶ・必殺技名を取りいえる・最後は戦隊名で終わるというのもここから始まった。
曲調はもう「戦隊物といえばこれ。」って感じでコミカルな音色が印象的。

4.ああ電子戦隊デンジマン(成田賢)★★★

頭に電子が付くだけあって70年代のデジタルサウンドで作られていて当時流行していたディスコサウンドを取り入れた意欲作。
コーラス隊の重低声がこの曲に上手い具合にマッチしていて全体的に男臭い雰囲気。

5.太陽戦隊サンバルカン(串田アキラ&こおろぎ'73)★★☆

全曲とはうってかわってさわやかな雰囲気。しかし、歌詞は結構暗い。
「太陽がもしなかったら地球はたちまち凍りつく花は枯れ鳥は空を捨て人は微笑みなくすだろう」
出だしからこれはちょっと…。
打ち込みの音が妙に気持ちいい。

6.大戦隊ゴークルV(MoJo&こおろぎ'73)★★★

Aメロ~Bメロ~サビへの盛り上がりが最高。
サビの手拍子がちょっとダサいとは思うがそれ以上に曲の出来は良いです。
バイオリンっぽいキーボードが上手く好サポート。

7.科学戦隊ダイナマン(MoJo&こおろぎ'73)★★☆

曲のいたるところに和楽器が単音で使われている。でも、曲調は戦隊物の王道。
歌手の気合の入り方がいままでの人と比べて力みまくってます。
まぁ、この曲から歌い方が熱血系に変わるからかな。

8.超電子バイオマン(宮内タカユキ)★★★☆

DISC-1の中では1,2を争う出来。
さわやかな歌声と80年代のデジタルサウンドが上手く調和。一つ一つの音色が綺麗で聞いてて気持ちいい。
サビの必殺技を叫ぶところで聞いてる方が力むぐらいの迫真のシャウトも聞かせてくれます。
ちなみにこの歌手は後に多くのアニソンを唄ってきます。

9.電撃戦隊チェンジマン(KAGE)★★★

とうとう帝王影山さんが歌います。しかし、ここではKAGEとローマ字になってます。何故?
曲の方はホーン調の音を基調としたシャッフルナンバー。聞いてて楽しくなれます。

10.超新星フラッシュマン(北原拓)★★★

出だしから最高。
ピアノとバイオリン風の音がこの曲の中心となっておりドラマティックな展開を見せて(聞かせて?)くれます。歌手の声も爽やかで調和。
しかし、ちょっと大人しめの声と感じてしまう。

11.光戦隊マスクマン(影山ヒロノブ)★★★

影山さん、とうとう本名に戻しました。
非常にシンプルな音色で曲は構成されているがジリジリ盛り上がる展開にしたアレンジャーの力技の勝利ともいうのか単純にカッコいい。
歌詞がちょっとアレだが、影山さんの歌声とシャウトでそんなことも聞いてると気になりません。

12.超獣戦隊ライブマン(嶋大輔)★★★☆

嶋さんが歌っています。「つっぱる事は男の勲章~」と歌っていた人です。
ついでにこの時の赤役を演じていたのはこの人です。頭はリーゼントでした。もちろん似合いません。
閑話休題。個人的にはDISC-1の中では一番の出来だと思っています。
嶋さんの渋い声も良いのだがこの曲を構成している音色がどれもカッコいい(特にトランペット風の音の使い方)。
曲調も戦隊物の王道でありながら随所に工夫がされていて完成度は高いです。でも、嶋さんのr(ry

(Disc.2)

1.高速戦隊ターボレンジャー(佐藤健太)★★☆

高速ですから当然曲のテンポは史上最速のスピードです。
まぁ、曲自体は王道の道を歩んでいるという感じで
印象に残るといったら佐藤さんのフレッシュな声といかにも90年代初期の音色が耳に残るというところか。

2.地球戦隊ファイブマン(鈴木けんじ)★★☆

出だしの中華シンバルからの展開がゴタゴタだけどその後の曲の展開はなかなかのもの。
特にキーボードソロ~ギターソロの後ドラムの音だけが鳴って歌うところはなかなか。
しかし「1・2・3・4・5 ファイブマン」というのはいくら子供番組の主題歌にしては…。

3.鳥人戦隊ジェットマン(影山ヒロノブ)★★★★

三度目の登場。
サビで戦隊名を連続で歌うなどジェットマンを何度も言ってます。まさに戦隊物の王道中の王道。しかし、これが凄くカッコいい。
影山さんの歌声も貫禄があるし曲中に何度もブレイクが入るなど曲の展開も最高。キーボードの使い方やギターリフ&ソロも完璧。

4.恐竜戦隊ジュウレンジャー(佐藤健太)★★★☆

佐藤さんも二度目の登場です。
いきなり重厚なオーケストラの音色から始まるためこれ何の曲?と思うがそこからうまく流れに逆らわずサビに入るところは見事。
曲全体にオーケストラ隊が導入されているため重厚な雰囲気が出ており恐竜というものを上手く音楽で再現されている。
まさに静&動のバランスがちょうど良い。

5.五星戦隊ダイレンジャー(NEW JACK拓郎)★★☆

こちらは軽い感じの曲調に。盛り上げといていきなりがくっと下がるという所も若干ある。
戦隊物でミドルテンポの曲というものも結構珍しい。随所に和楽器がちりばめられてて和風な感じ。

6.シークレットカクレンジャー(トゥー・チ・チェン)★★★

和風ものが二作続いたためこちらもミドルテンポ&和楽器のオンパレード。
こっちの方はリズム隊以外は和楽器を使っているためこっちの方が和風度は高い。ギターソロならぬ三味線ソロまでもが行なわれる。
曲全体の的はそんな中でもなかなかの出来で(当時の)時代の波にのっている。

7.オーレ!オーレンジャー(速水けんたろう)★★★

体操のおじさんまでもが戦隊者の主題歌を歌っていました。こんなにテンションが高い歌声で歌う体操のおじさんは初めてです。
曲調は90年中期の打ち込み音で作られた王道の戦隊物という感じ。
前2曲がミドルテンポだったためいきなり速い曲がくると実際以上のスピード感を感じてしまう。

8.激走戦隊カーレンジャー(高山成孝)★★☆

激走なので当然スピードは速いです。
車を運転している時にこの曲を聴いていたら必要以上にアクセルを踏んでスピード狂になりそうな曲調です。
ギターソロが珍しくないため短時間で終わってしまうため物足りなさが聞いた後に感じてしまう。

9.電磁戦隊メガレンジャー(風雅なおと)★★☆

小室風のデジタルサウンドでも曲調はやっぱり王道を歩む…。
曲自体よりも
「サーフィンしようぜ 光るネットの波をくぐって」「見ろよメガ!~体が勝手に動き出すんだ」
という歌詞のほうが強烈に印象に残る。

10.星獣戦隊ギンガマン(季砂未竜)★★★

宇宙がテーマなだけに4みたいにオーケストラ隊を導入し曲に広大なスケール感を出している。
コンガや鐘の音が上手いアクセントとなっているがこの季砂未さんの声が周りを昭和風の空気にしてしまう。
でも、いい曲ですよ。

11.救急戦隊ゴーゴーファイブ(石原慎一)★★

この石原さんの歌声はひたすら男臭いです。そして暑苦しいです。
「待ってろよ 生きてろよ」と歌詞の方まで非常に歌手の影響を受けています。
こういうのは好き嫌いがはっきりしそうです。

12.JIKU ~未来戦隊タイムレンジャー~(佐々木久美)★★★☆

まず、アカペラの歌声から始まるところからこれまでの戦隊物の常識を覆しています。久し振りの女性歌手が歌います。
しかしこの曲、転調はあるわ英語詞たくさんあるわ情報量が多いわで子供には絶対歌いにくいです。というか大人でもこれは…。
そのことを置いといて聞くとこの曲の完成度には正直驚かせられます。曲調は王道なのに。
当時の子供達はこの主題歌を幼稚園などで本当に歌っていたのかが気になります…。

13.ガオレンジャー吼えろ!!(山形ユキオ)★★☆

前作の歌が難しすぎたの苦情が来たのかどうかわからないですがこの曲は非常に歌いやすいです。
しかし、山形さんの歌声は迫力がありすぎて悪役のテーマソングにどうしても聞こえてしまいます。
打ち込みの音も何故か迫力があり、全体的に暴力的な感じです。

総評.★★★

一作目から二十五作目までの戦隊主題歌を時代順に収録された二枚組みのアルバム。
全部聞いて感じたことは非常に歌いやすい歌が多いということ。
やはり聞く対象が子供なので一度聞いたら忘れられないポップな曲調の歌が求められるのは当然。
さらに、その時代に流行った音楽等に結構影響を受けているのか音色もその時代最新の音のものが多い。
なので大の大人が聞いても結構楽しめる。
子供時代に聞いた音楽というものは結構耳に残るものでこのアルバムを聞いて
自分がどの戦隊を聞いて育ったのかを探すのも一つの楽しみかも。

(★:2点,☆:1点の計10点満点。)